日本の文様の歴史 その2
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縄文土器に爪やヘラで引っかいたような跡を図案化した「爪方分」が
日本では文様のはじまりとされています。
その後、弥生土器になると
櫛描文(くしがきもん)や綾杉文(あやすぎもん)のように
幾何学的な形に変わっていきます。
櫛描文(くしがきもん)
先端が3本以上に分かれた櫛状の工具を用いて描かれた文様の総称
綾杉文(あやすぎもん)
相対する斜線文が上下に配置され形状が綾杉状になる文様
他にもヘラで線を描いた箆描文(へらがきもん)や
直線文、波状文、斜線文といった形状が名前になっている文様もあります。
↑はポリネシアンのトライバルをイメージしたものですが
櫛描文や刺突列点文(=ヘラ・櫛・貝殻などの先端を連続して刺突する文様)
のデザインも踏襲しています。
この時代の文様は呪術的、神話的な意味を持つ文様が多いとされています。
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日本の文様の歴史
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日本の文様は、大陸から伝わってきました。
「文様」という言葉の意味には、
『広辞苑』によると「紋もんのありさま。模様もよう」とあります。
「紋」は織物の表面に織り出された模様であり、
「模様」とは装飾に施す種々のかたちの意味をもっています。
つまり「文様」とは、絵画や彫刻のような個人が創り出した
独創性の高いものとは異なり、
私たちが普段着ている服に使われているチェックや水玉のように
かたちや線、色と言ったものをバランスやリズムでとらえて、
見た目の美しさ、華やかさを表すために施される装飾効果の意味があるのです。
言いかえると「文様」はそれが施された当時の流行であり、
社会の状況や人々の考え方が無意識に表れたものとも言えます。
文字を持たない時代であれば、
「文様」が間接的にその時代の社会を物語っているもの
と言っても過言ではないと思います。
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筆でお礼状を書く
書初めを習ったり、一緒に年賀状を作ったりと
いろいろコラボしている小原実香さん の
「直筆お礼状書き方ミーティング」に参加してきました。
場所は渋谷のolim 。
前回は自分の名前を書く練習でしたが、今回はお礼状。
私も名刺交換を行うと、ハガキでお礼状をいただくことがあります。
筆まめな方というのは印象に残るものです。
ということで、自分も直筆でお礼状を書けるようになろう!と
練習してみました。
書初めのときも感じたことですが、
先生のお手本そっくりに書こうと意識すればするほど
字がぎこちなくなります。
筆ならではの曲線の流れ。
お手本を見ながら書くのではなく、前後の文字とのバランスや
文字と文字の流れを意識した方が全体的にきれいに見えます。
って、なんか紋様に通じるものがある気がする・・・
ひらがな独特の曲線の流れってキレイですね。
漢字の方が上手に書けると思っていましたけど、
途中からかな文字の方が書いていて楽しくなってきました。
ハガキサイズになると小さいのでもう少し練習してみます。
筆ペンも買ったし。
現在、またまた小原さんとのコラボデザインが進行中です。
もうすぐお見せできる予定です。
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