わたしが身体の不調に気がついたのは、
2018年1月末から2月のはじめ頃でした。


鼻がつまったようになって
言葉が上手く発音できなくなる 
それが最初に感じた違和感でした。


これは声優の仕事をするには致命的でした。

オーディション用にテープを録っても
「これじゃ、使えない」と言われたことも。

鼻が鳴るっていうとわかりますかね。
鼻がつまってるわけじゃないのに
微妙にノイズがのるんです。
ふがふがしたような。

ふつうに話してるだけじゃわからないかも。
繊細な音もマイクにはのっちゃうんですね。


わたしもまわりも
これをもともともっている鼻炎のせいだと思っていました。

なので頻繁に、
真面目〜に耳鼻科に通っていました。

実際鼻の奥も炎症していたから…
鼻炎は鼻炎だったのかな。
おかげでわかりにくかったんだと思います。

でも去年からもうずっと体調が悪くて

電車に乗れば気分が悪くなるし

風邪を引こうものなら
ぜんぜん治らないことが続いていたので


おかしいな、とは思いつつ

自分の弱っちい身体にうんざりするばかりの日々でした。


声の仕事は今まで悩んだりもう辞めた方がいいんじゃないか…と悩むことも多かったけど

この頃は
続けて本当によかった。
と思えるぐらい自分の中では楽しくて気持ちも前向きで充実していた時期でした。

少し先に仕事も決まっていて
なんでこんな時に鼻炎ひどいんや…
って悔しい思いでいました。

仕事をするためにも、

長時間待つのが当たり前な名医がいる耳鼻科を紹介してもらい、時間もお金もかけてマメに通ってみました。

その先生にも治りますか?と聞くと
「炎症がとれたら治るよ!」
と言われていたので

信じていました。

信じて薬飲むしかできることないもん。

でも

治るどころか
だんだん悪化して
さらには呂律が回らないようになっていき

体調も悪くごはんも進まない…


食欲もないけど体調を整えて働くためには
ごはん食べなきゃ!!!
栄養とらなきゃ!!!
そう思って頑張ってたくさんご飯を食べました

くたくたに煮た野菜(鍋?)とか
サラダとか(つまり柔らかいもの)を
よく食べてたけど


なんか柔らかいはずなのに上手く噛めないし飲み込めないなぁ …
気をつけないと飲み物も鼻から出そうになるし…
これも鼻炎のせいか…やばいな…とか
思ってました


そんなある日

ズボンを履こうとしたら
自分の足が持ち上げられず
手で自分の足を持ち上げて
ズボンを履くという…

さすがに違和感を覚えて


疲れてんのかな???と思ったけど


そういえば、さいきん髪乾かすときドライヤーを持つのしんどいよな…あれもおかしいよな…
手を上げているのがしんどいから髪も後ろで結びにくいし…歯磨きも手がだるい…

ごはんも飲み込みにくいのもあるけどお箸が持ちにくいからってスプーンで食べてたな…

あれ?腹筋一回もできないぞ…

バイト先で「最近腹筋ができなくなったんですよ!老化やばいです!」とか言って笑い話にしてたけど…


あれ、これ、鼻炎とかじゃないね。
全身がおかしいよね。


全身の力が入らなくなっていることに

気づきました。

でも…

気づいてみたものの、

よくわからないじゃないですか。

わたしは昨年、味覚障害で
専門の病院にかかっていて

それはたくさん検査したものの
原因不明でした。

最終的に体質的に弱いとか
ストレスが原因かなーとなったので


あー…この力が入らないのはまたストレスとか言われんのかな、とこの時は思っていました。


ストレスってなに?って思いませんか。
1番人気すぎませんか。  


ストレス…って言われたら、
あれはストレスだったなと思うこと
そりゃあります。わたしにも。

先に挙げた、仕事のこととか。
人間関係のこととか。

思い返せば、
あの時やばかったよなーってぐらい
落ち込んでいたときもありました。

家で突然泣いたりとかよくしてた。笑


でも、みんなしんどいでしょ。
生きてたら。 
しんどいしんどい。
これぐらい普通。


そんな考え方だから
まだがんばれて

その頃は保育士の仕事を
フルタイム勤務して
0歳児の担任もしていました

あんな体調だったのに
今思えばすごいな。笑

受け持ちの子がみんな可愛くて
保育士の仕事は本当に本当に楽しかった。
働きすぎだったかもしれないけど
気をつかう仕事だけど
これはぜんぜんストレスだと思ってないです今も。

でも…
また原因不明って言われるかもしれないけど…

身体がこんな風になるのは初めてで、

不安が重なって

こういう時は何科を受診するべきか
自分なりに調べて

神経内科を受診することにしました。

神経内科なんてかかったこともない科です。

鼻炎もよくならないままなので
声の専門医もいる、初めて行く総合病院の神経内科を受診しました。
ここならどちらも診てもらえるかなぁと思って。
とにかくはやく声を直したかった。
少し先の収録に間に合わせたかった。

この病院を選んだことは
その後に大きく影響したと思います。



なんか
書き出したら長くなっちゃったので
つづきまーす!

このころの写真何かないかな、と思ったら
ピクサープレイタイム行ってた。元気か。
たのしかったな。
実は目が開かないから、(眼瞼下垂ですね)下向いてます。
すでにやばかったんだねぇ。

野下真歩パンダ