おはようございます。

今日は、鼻整形手術後の隆鼻術について私の考えをお話ししたいと思います。鼻整形を計画している方や、すでに手術を受けた方にとって有益な情報になれば幸いです。

 

1 初期の変化と腫れの管理

鼻の手術を受けると、初期は腫れと瘢痕組織との戦いが始まります。手術直後は腫れが激しく、鼻の形がきれいなアップノーズになったり、斜鼻になったりすることがあります。大きな腫れは通常2週間ほどでだいぶ治まります。 その後、本格的に瘢痕組織ができ始めます。

 

2.瘢痕組織の変化

瘢痕組織はおよそ1ヶ月から長くは2ヶ月まででき、この瘢痕組織は徐々に縮小し始めます。ほとんどは5ヶ月から6ヶ月頃に最も顕著に減少します。 その後も皮膚はどんどん薄くなり、鼻がどんどん小さくなり、小柄に見える変化を経験します。このような変化は皮膚の厚さの変化だと思って、特に手術回数が多かったり、炎症に関連した手術の場合、より影響を受けやすくなります。

 

3.鼻骨格の変化

鼻の形を構成する重要な骨格、つまり軟骨の変化もあります。鼻は立体的な構造物であるため、建築物にたとえられることがあります。 バランスをよく整え、丈夫な構造物を作ることが重要です。 そのため、鼻整形手術でも左右のバランスをよく整え、真ん中に丈夫な柱を立てることが非常に重要です。鼻中隔軟骨が鼻の真ん中にあり、この軟骨を基準に鼻先と鼻筋を作るからです。

 

4.非対称の難しさ

しかし、人の顔は非対称であるため、非対称な構造に対称な構造を作ること自体が非常に難しいことです。鼻中隔軟骨が大きく湾曲している場合、鼻先を歪まないように立てることが難しくなります。鼻中隔軟骨を矯正し、丈夫な軟骨で柱を立て、左右の翼軟骨を対称にし、正中央に固定することで、鼻が片側に傾くのを防ぐことができます。

 

5.筋肉と加齢の影響

顔の左右の筋肉の大きさと力の差が大きい方は、正中に丈夫な構造物を配置しても、筋肉の力が強い方に引っ張られることがあります。 そのため、時間が経つにつれて鼻がゆっくり変形することがあります。加齢の過程で筋肉の緊張度も低下し、軟骨と軟骨を保持している靭帯も緩むため、鼻先が垂れることがあります。手術をしていない方でも、鼻がだんだん低くなり、垂れ下がってくるという現象が起こります。

 

おわりに

手術後の腫れや瘢痕組織関連の変化には時間が必要です。6ヶ月から1年、長くは2年まで待つことをお勧めします。皮膚の厚みが薄くなった場合は真皮や軟骨で皮膚を補強することができ、なかなか消えない瘢痕組織は簡単に除去することもできます。軟骨の変形で鼻が変形した場合は、安全な時期に再手術をしなければならない場合もあります。

みなさんの経験や疑問があれば、コメントでお聞かせください。