はじめに

 

こんにちは。ノーズラボ医院代表院長のカン・チャヨンです。

 

今日は、寄贈肋軟骨を利用して手術を受けた方が寄贈肋軟骨が吸収され、垂れ下がって曲がった場合、自家肋軟骨を利用した再手術についてお話します。

 

 

 自家肋軟骨を利用した鼻の再手術

 

 

上記の患者さんは、寄贈肋軟骨を利用して鼻先の手術を受けた方が、最近1~2年ほど前から鼻先の形が変形して鼻先が垂れ下がって左に曲がってしまい、矯正を希望されました。鼻整形手術後、人中縮小手術を受け、鼻孔の非対称性がさらに悪化した状態でした。 以前に小鼻縮小をはじめ、何度も鼻整形手術を受けた方で、鼻の中の軟骨の損傷がひどく、寄贈肋軟骨が軟骨再建から鼻中隔延長材料まで使用されており、部分的に寄贈肋軟骨が吸収れ、急激な形状変化が生じたと判断されました。

 

そこで、自家軟骨を利用して鼻内軟骨再建と鼻中隔延長術を計画しました。

 

 

 

 手術前 vs 手術直後の写真比較

 

手術前の写真と手術直後の写真を見てみましょう。

手術直後の写真です。患者さんの同意を得ております。ノーズラボ美容外科

手術前(左)、手術直後(右)

側面写真から見ると、鼻先が押され、鼻唇角が小さくなっている様子が大きく改善されました。

 

手術直後の写真です。患者さんの同意を得ております。ノーズラボ美容外科

手術前(左)、手術直後(右)

斜めの側面写真を見ると、鼻先の形が大きく変わったことが確認できます。

 

 

手術直後の写真です。患者さんの同意を得ております。ノーズラボ美容外科

手術前(左)、手術直後(右)

正面から見ると、鼻先が左に大きく傾いている部分が大きく改善されたことがわかります。

 

 

手術直後の写真です。患者さんの同意を得ております。ノーズラボ美容外科

手術前(左)、手術直後(右)

鼻の穴の写真を見ると、小鼻縮小と人中縮小手術により鼻翼の非対称が発生し、鼻の穴の形の非対称は限界がありましたが、かなり改善されたことがわかります。

 

 

 手術直後の写真まとめ

 

手術直後の写真です。患者さんの同意を得ております。ノーズラボ美容外科

90度、45度、正面

手術直後の鼻孔の写真です。

 

 

カン院長のコメント

 

 

自家軟骨の鼻整形手術 vs 自家肋軟骨の鼻整形手術に対する私の意見

 

自家肋軟骨と寄贈肋軟骨はどちらも非常に優れた鼻整形手術材料です。しかし、メリットとデメリットがあります。

 

寄贈肋軟骨は非常に簡単なので、非常に使いやすいです。しかし、使用できる環境が限られています。つまり、炎症と関連した状況では使用することができず、患者さんの免疫状況によって吸収率に差があります。 このことは、同じ寄贈肋軟骨を他の患者さんに使用した場合、吸収率が異なる可能性があることを意味します。 

 

もちろん寄贈肋軟骨も非常に良い鼻整形材料であることは確かですが、自家肋軟骨と直接比較すると、吸収率や耐久性に差があります。 そのため、寄贈肋軟骨を利用して手術を受けた方のうち、軟骨が吸収されて変形したことが強く疑われる場合は、自家軟骨の使用を積極的にお勧めしています。

 

今日は寄贈肋軟骨と自家肋軟骨について簡単に説明しました。鼻形成の材料選択に悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

 

ズラボの手術はすべて非開放(クローズ法)で行われます。

ノーズラボの手術後の状態がダウンタイム後の腫れが引いてきます。