はじめに

こんにちは

ノーズラボ医院代表院長のカン・チャヨンです。

この記事を書いている日は雨が降っていますね。 少し前から水曜日は休診日なので、今日は病院が静かです。

院長室で雨の音を聞きながらブログを書いています。

今日は、他院で4~5回ほど鼻の手術を受け、鼻先が赤くなり続け、拘縮変形(アップノーズ、つぶれた鼻)が発生し、当院に来院された症例についてお話します。

 

 

 手術前の状態

 

患者さんは正面から見るとアップノーズで、鼻先が少し右に曲がっていて、鼻筋が広がり、圧迫されているように見えました。 鼻筋から鼻先まで周囲よりも赤く、側面から見ると鼻先が圧迫され、アップノーズで、鼻孔の非対称性が観察されました。

前院で鼻先が赤くなったため、シリコンプロテーゼは取り外された状態でした。

 

 手術計画

 

鼻先が赤くなる症状にはいくつかの原因が考えられますが、手術で改善できる原因と改善できない原因を十分に考慮し、手術計画を立てました。 まず、異物と関連した赤い症状をなくすために鼻先部分は自家軟骨のみを利用して高くすることにし、血液循環障害による赤い症状を予防するために適切な高さのデザインを提案し、鼻先周辺の血管の損傷を最小限にする手術方法を選択し、損傷した組織の再生のために幹細胞治療を計画しました。

 

 

 手術前 vs 手術直後

 手術前と直後の写真を比較してみましょう。

手術直後の写真です。患者さんの同意を得ております。ノーズラボ美容外科

手術前(左)、手術直後(右)

 

側面写真で見ると、鼻先が圧迫されていた部分が多く改善され、アップノーズ部分も改善され、鼻柱が少し下がって鼻唇角がよりナチュラルになったことがわかります。

手術直後の写真です。患者さんの同意を得ております。ノーズラボ美容外科

手術前(左)、手術直後(右)

 

斜め側から見ると、鼻筋のラインがかなりナチュラルになり、口ゴボの改善効果を観察することができます。

 

手術直後の写真です。患者さんの同意を得ております。ノーズラボ美容外科

手術前(左)、手術直後(右)

 

側面写真で見ると、鼻先が圧迫されていた部分が多く改善され、厚い鼻筋も改善されました。全体的に曲がっていた部分やアップノーズもナチュラルに改善されました。

 

手術直後の写真です。患者さんの同意を得ております。ノーズラボ美容外科

手術前(左)、手術直後(右)

鼻先が丸くて広がっていた部分がかなり改善されました。

 

 

 手術直後の写真一覧

 

 

 

 

 

 

カン・チャヨン院長のコメント

 

再手術のカウンセリングをしているとたまに見かけるケースです。鼻の手術後、鼻先が赤くなる場合は、手術初期には非常に一般的な症状の一つです。当然、鼻先が以前より高くなったので、血液循環が悪くなって起こることがあります。 特に手術部位の傷が完全に治癒していない時は、赤みが持続することがあります。 そして、手術初期に理由もなく赤くなる症状は炎症とも関連することがあるので、非常に注意深くチェックする部分でもあります。

 

しかし、手術後6ヶ月、1年後まで鼻先が赤くなっている場合は、いくつかの原因を考えられます。一つ目は、鼻先が高くなって血液循環が悪くなったり、鼻先の血管の損傷による血流障害が生じた場合があり、二つ目は、鼻先に使用された材料の異物反応があって赤くなる場合、最後に、何らかの原因で鼻先の皮膚に血管が多くできて皮膚が赤く見える紅潮のために赤みが持続している場合を考えることができます。

 

前の2つのケースは、外科的な治療と幹細胞治療を通じて一部改善させることができますが、最後のケースは皮膚科的な血管レーザー治療や薬物治療のような保存的な治療が必要な場合もあります。 特に紅潮のような場合は、鼻先をはじめ、両側の頬付近まで顔面紅潮が一緒にある場合が一般的です。

 

鼻の赤みを治療するために手術を受ける場合には、赤みの原因によって50%程度改善することができると説明し、手術をすれば、大きく改善される方もいらっしゃいますし、大きく変わらない場合もあります。 そのような場合には、皮膚科の治療をご案内します。

 

今日は、鼻整形手術後に発生した鼻先が赤くなる症状についてお話しました。同じような症状をお持ちの方の参考になれば幸いです。

 

 

ズラボの手術はすべて非開放で行われます。

ノーズラボの手術後の状態がダウンタイム後の状態とほぼ同じです。

 

ズラボ院長 カンチャヨン