髪の毛に大切な水分のお話。
世田谷区喜多見の美容室コラソンのアキです。
髪の毛の水分と呼ばれる物に
結合水と自由水があります。
もう一つ、『吸着水』というのも
ありますが、
これは、お風呂やシャワーで髪を
濡らしたときの
外から与えられた水分で
自然と入って来る水分ではないので
重要ではないかと思います。
髪にとっても、地肌にとっても
大切なのが結合水
この結合水の事を総称して
髪や頭皮の水分と言います。
役割として
● 地肌と髪の水分量の基礎
となる、
たんぱく質や脂質などの
生体組織と強く結びつく
髪の水分不足と言うのは
この結合水が減少している状態の事です。
そして、
結合水が不足すると?
髪は、基礎となる保水力が弱まる事で
髪全体の弾力やしなやかさ、柔らかさが
低下します。
頭皮は、バリア機能が低下し、
角質層の配列が乱れ
美しい髪を育む為の、潤いや弾力が
失われます。
要は、畑の植物が、
干ばつで枯れてしまい、
カラカラに干上がった
土に埋まっている
種までダメになって
しまった!
と言う感じです。
結合水は、オイルやクリームその他の
ローション系では、補えません。
そのため、コラソンでは電子トリートメントの
M3.5の天然ミネラルイオン水を
使っているのです。
これまで100種類以上の、髪に良いと
謳われている商品の中からやっと見つけた
これ以上の物はないだろうと思われる物です。
一方の自由水は、湿気や蒸気など
空気中の水分の事です。
ドライヤーの熱で離れたり、
湿気が多い所や季節で入り込んだり、
簡単に髪に出入りします。
湿気で髪がまとまらないのは、
殆どがこの自由水の仕業です。
髪が傷んだり、乾燥したりすると
自由水が簡単に髪に入り込んで
せっかくのスタイルを
モシャモシャにします。
自由水が簡単に入り込まないように
常に結合水を満タン に
しておく必要があるのです
残念ながら、結合水は加齢やストレスなどの
内側からと、
カラーリングやパーマ、ブロー、アイロン
乾燥などの外側からのダメージで
毎日減ってしまいます。
モシャモシャ髪にならない為に
日々の髪のお手入れと定期的な
美容室でのケアはとっても大切なんです。
また、オイルやクリーム
コンディショナー類も
キューティクルを塞いで
しまい、
結合水不足の原因の一つ
になります。
『水分、水分って何を持って水分?』
…と思っていらっしゃるとしたら
この『結合水』という言葉。
記憶にとどめておいてください。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。