SP-70の鳴りがとても良いので外観をリペアすることにしました。
(状態)
エンクロージャー・・・
 左右とも同様なのですが、前面はまずまずきれいなのでともかく、後面の下部が
 もろくなって木屑が落ちてきます。
 材質はパーチクルボードにツキ板仕上げで、湿気を含んだのか少しふくれてい

 るのでどうすればうまく修復できるのか、、、ネットでいろいろ勉強中。
 よって、後日着手となります。

そんなことで、まずは格子グリルからです。
M2.7x20の木ネジ4本で止まっているので簡単に外れますが、前所有者が無理に外そうとしたのか2か所が破損していました。
ここは木工ボンドで修復できたので良かったです。
天然木の組木細工というのでしょうか?飛騨の匠が関わったと言われる、一種の工芸品的オーラが漂うグリルなのでどうしたものかと躊躇しましたが。。。。

まずは片方だけやってみました。

大きなバケツ(というか桶)に水を張って、どっぷり漬けてタワシとスポンジでゴシゴシ洗ったところ、約50年分の汚れで水が真っ黒になり、塗装も剥げましたガーン
ちょっと「ヤバイことになった」と焦りましたが、今更後戻りはできないので、陰干しして、一週間ほど乾燥させました。
ネットを見ると、400番ぐらいのペーパーで削ると塗装が落ちて地の白木が出るので、あとは好きに塗装できると書いてあります。
それを参考に400番のペーパーで塗装を削ること約10分程度で塗装をはがせました。
(白木の状態の写真を撮り忘れたので、もう片方をやるときにアップします)
再塗装は水性のウレタンニス(ウォールナット)で行ったのですが、格子に合わせて1本ずつ筆塗りを行いました。

(よって、よく見るとマダラになっていますが格子なのでわかりにくい)
今回は2回塗りで止めましたが、来週もう1回重ね塗り予定です。

       

        洗浄前オリジナル     塗りなおし後

仕上がりは、オリジナルとは違う色になりましたが、むしろエンクロージャーと同化して高級感が出たように思います。

    

      オリジナル            塗りなおし後

 

引き続き、もう片方と、エンクロージャー・メンテを続行します。