先日久しぶりのアロマの蒸留をしました。
アロマって、香りを嗅いでなんぼ、というもの。
アロマギフトでは、商業施設で空間演出を行っています。
例えば、企業の受付やヘアサロン美容室のフロントなど。
これはけっこう前にアロマテラピーの団体内でイベントを行った際です。
今はなかなかこういうイベント毎もやり辛いですよね。
アロマギフトの空間演出とは、
人が行き交う場所で、アロマを焚いて
来場者にその企業場所の印象をつけることが大きな目的です。
一部消臭(マスキング)作用も期待していますが・・。
しかしながら、
都内の状況では、みんなマスクをしていて
オフィスはリモート化。
飲食店やスーパーも必要最低限の滞在時間で
ささーっと買いものも済ませてすぐに帰宅。。
こんな状況で企業の方は、
空間演出っていらなくない?
って思う方もいらしゃるようです。
たしかに、その通りです。
一見すると、
人がいない→香りを嗅ぐ人が少ない→アロマの費用対効果が少ない
という結論に至ります。
たしかに、目先のコストでいえば
例えば空間演出時に、アロマを1時間焚いたとして
100人が受付を訪問した時と、10人しか訪問しなかったことを比較すると、
10人しか来ない方は、コストパフォーマンスが低い(損している)と考えられます。
でも、本当にそうでしょうか。
その10人の営業マンや得意先の方は、
本当ならリモートのオンライン会議で済ませたいところを、
わざわざ混雑する都心の電車に揺られて来訪しているわけです。
直接企業の担当の方と話したり、
そこにしかない価値を求めて打ち合わせをするわけです。
その時の訪問者のストレスや緊張感はおそらく従来の何十倍もあるはずです。
暑い時はマスク自体がストレスです。
訪問してくれた取引先の担当者を
数が少ないからといって放っておくのではなく、
ようこそいらっしゃいました、
というウェルカムの精神でお迎えしてあげるというのはとても素敵なことだな、私は考えます。
その手段が従来は、受付のおねーさんの素敵な笑顔や
綺麗なお花の飾りや、コーヒーやお茶のサービスだったと思いますし、
その一環でアロマの香りも演出をしていたはずです。
最近はつい目先のことにとらわれ過ぎることで
物理的な距離だけでなく、心の距離も離れてしまっているように思えます。
あえて、今こそ”おもてなし”の精神で空間用のディフューザーを採用したり、継続的に活用して頂ければと思います。
よく質問を受けるのが・・
Q.マスクしていたら香りってしないのは?
たしかに、嗅覚作用は弱くなります。
ただし、マスクをしていても、機械本体の噴射ピッチを上げることで
しっかり香りを楽しむことができます。
その分、多少コストアップになりますが・・焦
また、薬機法(旧薬事法)や景表法に関わるので
ここでは断定はしませんが、
アルコール濃度が約70~80%なので、少なくとも不衛生ではありません。
※空間用ディフューザーの除菌、殺菌効果は明確な臨床結果が出ていませんので、ご注意ください。
空間演出については、こういう状況になってから
改めて感じることが多かったので、また機会を見て掲載しようと思います。