年越しの作業記録 | 想いをカタチに~手づくりの日々

想いをカタチに~手づくりの日々

模型からアクセサリー、オルゴナイトまで、いろいろ手掛けてはモノになりきれない器用貧乏人間のブログ。
点と点はいつか線になる。出来上がる作品は違ってもその技法は繋がっているしそもそも根底にある思いは同じ。
自分なりの世界観を追求しつつ制作を続けています。

皆様あけましておめでとうございます。

さて、2015年大晦日から2016年元旦にかけての作業。
何とエアブラシ握ったままの年越しでした(^^;)

先日から手掛けていますTOMIXの古いDF50、さらに追加のウェザリング作業。
前回エントリの画像で気になった部分の修正です。
肉眼では気にならなかったものが撮影するとどうも気になる。
それはどことなくメリハリに欠けること。特に屋上のファン周りが不自然なこと。
そこで更に3色を用意。
屋根上にクレオスMr.カラーのジャーマングレーと土地色。それぞれが煤と錆になります。
そして足回りにサンディブラウン。こちらは土埃となります。

今回は作業中画像撮っていなかったため完成形にて。

屋根上にジャーマングレーで煤色を表現。特にラジエーターファン周りに余念なく。
そして土地色で錆を表現。
一度ずつで仕上げるのではなくそれぞれを繰り返し吹き重ね。
行き過ぎたかな?と思ったらもう一方を吹いて戻すような感覚です。
ただしウェザリングを落としてやり直すといった後戻りはできません。
エナメル塗料やパステル粉なら落とすこともできますが、定着性の面から油性アクリルを用いています。
いつも古いジャンク品をベースにいているのはここでのリスク回避の意味もあります。
廉価に手に入れた中古品だから気負わずに手を入れられるような。
最近の新製品で同じこと行うにはチョット勇気ないかな(^^;)
なお、Mr.カラー#133土地色は現在単品では廃番となり、特色の日本陸軍戦車後期迷彩色セットに含まれています。


フラットブラックのようでさにあらず、赤みがかったチャコールグレーと言ったところでしょうか。

足回りには前回錆表現の土地色を吹いていましたが更にサンディブラウンを軽く吹いて土の表現。


台車回りのディティールが浮かび上がってきました。

これにてひとまず完了。
ただ、いつ更に手を加えるか自分でも予測つきませんが(^^;)


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