姑から譲ってもらった結城紬を着てご機嫌で出かけたら、いましたよ着物警察が!ババアがごめんなさいねと言いながら私の着物に勝手に触ろうとする。いいですから!私は鋭い声を出して後ずさると、ババアは諦めず追いかけて来やがった。
「私、こう言う事が本当に嫌なんです!」
激しく拒絶して逃げたらさすがにババアはもう追って来なかった。

多少の着崩れは誰も気づかないよ。ババアが直すと、周りにあ、あの人の着方が変なのねと気付かれてしまう。
楽しかった気持ちがもう台無し。着物警察のババアは良いことした気持ちで気分が良いだろうけれど。

後で全身鏡で見たら帯揚げが少し乱れていただけだった。

人の着物に勝手に触るな!