うまくいかない
※このブログはネタバレありなので、閲覧ご注意ください。
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いよいよイネスが離婚計画に向けて動き出します。
【25話】
ある夕方、勤務を終えて屋敷に戻ったカッセルは、家中で家具を出し入れしたり、場所を変えたりしている使用人達を見て驚きます。
そして、黄色い服を着て、満面の笑みを浮かべた女性が『カッセル!おかえりなさい。お疲れ様』と嬉しそうに走り寄ってくる。
夫の帰りを喜ぶ、平凡な妻のように、腕を組んでくる…初めて見る、イネスでした。
黄色いドレスに香水までつけて、魂まで入れ替わったような優しい口調と笑顔で夫を気遣い…
使用人達の働きを、それぞれに褒め、カッセルに優しく報告し…
『私はカルステラに来てから無気力だったでしょう?全てひっくり返さなさきゃって思ったの』と。
読者的にも、いきなり『黒から黄色!?』って驚く展開ですよね。
黄色で、けっこう胸も開き気味で、そんな服、いつ作ったんだろう?とか気になります。
あえて、とんでもない『黄色』で描くことで、イネスの突然の変化を表現してるんでしょうね。
カッセルは『無気力』だったとは思わないが、寝起きの悪い、ダラダラ寝てるイネスは、満腹の猫みたいで可愛いと思っていたようです。
原作によると、子供の頃から結婚するまで想像していた、イネスの朝というのは、早起きしてビシッと着替え、毎日朝のお祈りをしているような窮屈なイメージでした。
それが、ネグリジェを剥がしても、胸を揉んでも、まったく起きないイネスは、カッセルにとって予想外の可愛いさだったそう。
しきりに使用人達を優しくほめて、明るく振る舞う、今までに無い不思議なイネスを観察してたカッセルは、やがて、気付きます。
理由はわからないけれど、その『演技』のようなものが、全て『使用人達』に見せるために行われていることを。
本当、カッセルって、他のことは適当なのに、イネスのことに関しては、めちゃくちゃ細かく観察して、察しがいいですよね。
『計画』しているイネスの方は、まさか、ここまでカッセルに勘付かれていることに、気付いていないんでしょうね。
そして、夕食時には、家具の整理に加えて、柵の塗り替えまで相談してくるイネスに、理由を聞くと、『あなたのお客様のためよ』と。
驚くカッセルだか、そうしてイネスの一存で、カッセルの副官ホセ・アルメナーラが食事会に招待されることに。
実は、これはイネスが、離婚に向けて『計画』をすすめるため、カッセルの副官ホセに、カッセルのカルステラでの女性関係などを聞き出すための作戦だったのです。
【26話】
ホセは、威圧的なカッセルの視線に恐縮し、食事も進まない様子。
そんなホセを見て、イネスは前世のことを思い出します、
…という感じで、今日はここまで。
では、次回またお会いしましょう。
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