この結婚はどうせ
うまくいかない
【25、26話】
レビュー考察
離婚への計画②


※このブログはネタバレありなので、閲覧ご注意ください。


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いよいよイネスが離婚計画に向けて動き出します。



【25話】

ある夕方、勤務を終えて屋敷に戻ったカッセルは、家中で家具を出し入れしたり、場所を変えたりしている使用人達を見て驚きます。


そして、黄色い服を着て、満面の笑みを浮かべた女性が『カッセル!おかえりなさい。お疲れ様』と嬉しそうに走り寄ってくる。


夫の帰りを喜ぶ、平凡な妻のように、腕を組んでくる…初めて見る、イネスでした。


黄色いドレスに香水までつけて、魂まで入れ替わったような優しい口調と笑顔で夫を気遣い…


使用人達の働きを、それぞれに褒め、カッセルに優しく報告し…


『私はカルステラに来てから無気力だったでしょう?全てひっくり返さなさきゃって思ったの』と。


読者的にも、いきなり『黒から黄色!?』って驚く展開ですよね。


黄色で、けっこう胸も開き気味で、そんな服、いつ作ったんだろう?とか気になります。


あえて、とんでもない『黄色』で描くことで、イネスの突然の変化を表現してるんでしょうね。



カッセルは『無気力』だったとは思わないが、寝起きの悪い、ダラダラ寝てるイネスは、満腹の猫みたいで可愛いと思っていたようです。



原作によると、子供の頃から結婚するまで想像していた、イネスの朝というのは、早起きしてビシッと着替え、毎日朝のお祈りをしているような窮屈なイメージでした。


それが、ネグリジェを剥がしても、胸を揉んでも、まったく起きないイネスは、カッセルにとって予想外の可愛いさだったそう。



しきりに使用人達を優しくほめて、明るく振る舞う、今までに無い不思議なイネスを観察してたカッセルは、やがて、気付きます。


理由はわからないけれど、その『演技』のようなものが、全て『使用人達』に見せるために行われていることを。


本当、カッセルって、他のことは適当なのに、イネスのことに関しては、めちゃくちゃ細かく観察して、察しがいいですよね。


『計画』しているイネスの方は、まさか、ここまでカッセルに勘付かれていることに、気付いていないんでしょうね。



そして、夕食時には、家具の整理に加えて、柵の塗り替えまで相談してくるイネスに、理由を聞くと、『あなたのお客様のためよ』と。


驚くカッセルだか、そうしてイネスの一存で、カッセルの副官ホセ・アルメナーラが食事会に招待されることに。


実は、これはイネスが、離婚に向けて『計画』をすすめるため、カッセルの副官ホセに、カッセルのカルステラでの女性関係などを聞き出すための作戦だったのです。


【26話】

ホセは、威圧的なカッセルの視線に恐縮し、食事も進まない様子。


そんなホセを見て、イネスは前世のことを思い出します、


エミリアーノを殺されて、ヴァレスティナ家に連れ戻されたイネスは、皇后からアルメナーラ伯爵の後妻になることを命じられる。

当時は、皇后のうしろに控えていたホセが、父親とイネスとの結婚に、渋い、苦い表情をしていたことを思い出します。


イネスが前世と異なる人生選択をしたせいか、ホセの人生も変わってしまったんでしょうかね。


そして、あまりに威圧的なカッセルに、ホセへの謝罪を促すが、その姿を見たホセは『大人が子どもを躾けているようだ』と思います。

カッセルの渋々の謝罪を受け、イネスの明るく優しい演技に、すっかり魅力されたホセは、『魔女』だとかいう噂は嘘だったんだと安心します。

そして、食後に庭で話すホセとイネスを迷惑そうに眺めながら、葉巻を吸うカッセルは、面倒な過去を思い出します。

叔母である皇后カイエターナは、カッセルとイネスとの婚約が決まると、ヴァレスティナの皇太子への忠誠心を見せつけ、他の公爵達を牽制するため、カッセルを手駒のように使います。

イネスが欠席するとわかっている、たくさんのパーティに、イネスの空席を見せつけるため(エスカランテとヴァレスティナの婚約をアピールするため)だけに、カッセルを首都メンドーサまで呼び出し、参加させていたのです。

カッセルも意外と苦労人ですよね。

パーティに参加していたのも、女好きで、遊びに行っていたわけではなくて、政治的に利用されて、やむを得ず行ってただけだったんですね。

そういう裏事情って、本人しかわかんないから、イネスはもちろん知りません。

夜になり、ベッドでカッセルに抱かれながら、イネスは、ホセとの会話を回想します。

あんなにメンドーサでは社交的だったカッセルが、カルステラでは、パーティには出席せず、女性との交友関係もないことを不思議に思います。

パーティは彼の性に合っているはずなのに、と。

けれど、イネスが女性との交友関係の接点を作ってあげれば、すぐに本来の彼に戻るだろうと、『計画』の進展に希望を持ちます。

そんなカッセルに抱かれながらも、上の空のイネスに、カッセルは不満気です。

読者的には、この辺のすれ違い、もどかしいですよね。
イネスに教えてあげたい。


全般的に、カッセルが想像していたイネスというのは、かたい修道女的なイメージで、カッセルはそれが崩れて喜んでいるけれど、
イネスが想像しているカッセルは、軽薄な遊び好きのイメージであり、それが崩れることはイネスの『計画』の失敗を意味します。

どこまでイネスは、誤解し続けて、『計画』をすすめていくのでしょう。


…という感じで、今日はここまで。


では、次回またお会いしましょう。



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