「シャンシャンシャンソンショー」で留萌に向かう途中、さすがに山歩きの余裕はなかったので、以前から気になっていた、2017年に石狩遺産に認定された石狩油田と厚田油田に立ち寄ってみました。
ネットで調べるとすぐにヒットすると思うので詳しくは書きませんが、石狩油田はかって道内最大規模の油田だったようです。
石狩油田へは五の沢林道から山に入ります。
石狩遺産等の標識類は一切ありません(汗)。
立派に舗装された、でもすれ違うのに苦労しそうな細い林道を進んで行くと、突然、小さな駐車帯が現れ、石段が現れました。
石狩油田八の沢鉱業所跡記念碑がありました。
H12年建立なので、まだ比較的新しいです。
碑文です。
横側の文書。
記念碑の右横に八の沢の見取り図もありました。
この狭い谷間にいろいろな建物がひしめいていたようです。
タイムマシンがあれば、見てみたいですね。
すぐ左に小学校の門柱が残っていました。
校舎跡は笹に覆われ、痕跡は全く感じられません。
記念碑から約100m位さきでしょうか?
また駐車帯があり、そこから沢側へ踏み跡がありました。
車から降りると、油くさい臭いが漂っていました。
足を踏み入れると、すぐにトラテープがあり、何やら標識がありました。
「立入禁止火気厳禁」の標識でした。
付近には浸みだした油で溢れていました。
ボコボコと天然ガスも吹き出していました。
油田跡の駐車帯からすぐさきの右手に鉱業所が出来たときに建立された伊夜日子神社跡がありました。
碑の木柱が倒れていたので、すぐに気付かずに少し探しました。
帰路、五の沢林道入ってすぐに真新しい建物があったので立ち寄ってみました。
樋口李一郎記念館でした。
時間が無く、また有料だったので、次回機会があればということで。
石狩油田八の沢鉱業所跡のGPSログです。
引き続き、石狩市望来地区無煙浜にあった厚田油田跡にも立ち寄ってみました。
ここも標識類が一切なかったので、当てを付けて見つけました。
ここも広範囲に油が浸みだしていました。
ここもガスの気泡がでているところもありました。
さらに少しさきにも浸みだしている地点がありました。
少し車で進むと、すぐに海でした。
せっかく石狩遺産に指定され、アピールしているのですから簡単な案内標識ぐらいあってもいいかな。
この後、浜益温泉で入浴したら、コンサート開演までギリギリでした(汗)。
お疲れ様でした。