新十津川町に流れる志寸川を囲むように鷲峻山、小鷲峻山、そして三角点峰の四寸達瘤があります。
字は違うけれどすべて「しすん」と発音します。
しかも地名に「士寸」もあり、混乱しそうです(笑)
もともとはアイヌ語の「ススンナイ=柳のある川」から志寸川と命名されたようですが、漢字が異なる理由はわかりませんでした。
ネットの情報を参考に「しすん三山」を周回しようと挑戦してみました。
志寸川沿いの町道を進むと何と狭い一本道になった地点で、電線工事中でした(涙)。
いったん工事作業を中止してもらい、通してもらいましたが、これで時間のロス。
さらに除雪最終地点が想定よりも約2.5kmほど手前でした・・・・(涙)
止めようと気持ちが頭をよぎりましたが、また作業を中断させるのも気が引けて、とりあえずチャレンジすることにしました。
準備して雪山を乗り越えると、何とスノーモービルのトレースが残っていました。
最初はほとんどノーラッセルでした。ラッキー。
約500mほど進んだところで振り返ります。
さらに進んでいくと、倉庫のような建物が見えてきました。
せめてあそこまで除雪してほしかったです。
倉庫手前に分岐があり、スノーモービルは分岐から左へ曲がっていました。
まっすぐに同じ方向に進むことを望んでいましたが、それもかなわず残念・・・。
分岐からのラッセルは、概ねくるぶしからスネ程度でしたが、長い距離を歩くので体力を削られます。
さらに進んで紅白ポール最終地点です。
きっと農作業準備が始まると、ここまで除雪されるのでしょうね。
ここまで約1時間でした。
その後は、両側に畑地や田圃もなくなり、完全に林道上でした。
さらにシカのトレースも多くなり、樹皮が盛大に食害されていました。
橋を渡ります。
ここは橋がなくなっていましたが、何とか渡れました。
さらに黙々と進んでいくと、唯一の標識がありました。
何も目印がないので、何となく嬉しいです。
ようやく取り付く林道に到着しました。
ここまで2時間かかりました。遠かったです。ちょっと後悔・・・。
作業道を少し上ると鷲峻山を望めました。
さらに少し上ると緩やかになり、ようやく目指す双耳峰の四寸達瘤(シスンタッコブ)が見えました。
稜線に乗って進んでいくと見かけた木です。
四寸達瘤に近づいてきました。
林道が四寸達瘤の双耳峰のコルに近づきました。
コルに近づいたところで取り付きました。
途中で左に折れるように進み、ピークを目指します。
遠くに夫婦山も見えました。
ピークに近づきました。
上りきるともう少しさきでした。山あるあるですね。
少し細くなって雪庇に気をつけながら最後の頑張りです。
ようやく四寸達瘤に到着しました。
取り付きからさらに1時間以上かかりました。ふう。
木々が少し邪魔ですが増毛山地方向です。
鷲峻山は木々の陰です。
小鷲峻山はきれいに見えました。
新十津川町市街地方向です。
この後、留萌へ行って増毛山道の会の諸先輩との食事会があり、遅れるわけにはいかないので、ここで時間切れとなり、「しすん三山」の周回は諦めました。
鷲峻山方向へ下り、林道に戻って、その後は往路をピストンしました。
やはりトレースを辿る帰路は早いです。
下山後、道の駅北竜で汗を流しました。
四寸達瘤のGPSログです。
何とかまたリベンジしたいものです。
お疲れさまでした。
○所要時間 2022/02/06(土) 往路〔3'05〕復路〔2'07〕
(内訳)往路:除雪最終(25)分岐(27)紅白ポール(59)林道取り付き(1'14)四寸達瘤
復路:四寸達瘤(48)林道取り付き(39)紅白ポール(19)分岐(21)除雪最終





























