こんばんは。
買い物帰りの夕暮れの空がとても綺麗で、
写真が取れるところまで少し移動したら、
そのほんの15秒ほどで
すっかり色味が落ちて、暗くなりました。
地球の自転の速さを1番感じる時間帯です。
その後、晩御飯の用意をしている時に
魚焼きグリルを思い切り触ってしまい、
左手の人差し指にやけどしました。
やけどってほんの小さなものでも
痛いですね
話は変わり・・
日曜日はお茶会によばれてきました。
ご招待された先生が、
ご自分のお茶席があり行けないため、
会費とご挨拶を言付かって行ってきました。
本間8畳間のお茶室に
お客は8人でゆったり。
先生から是非見てらっしゃいと
噂に聞いていた通り、美しいお道具ばかり✨
趣がありご趣味の良いことに感激でした。
特に、野趣あふれる年輪の松でできた
糸巻きの莨盆と、
竹蒔絵の香合入れの風合いが
すごかった・・
広縁に置かれた水鉢の噴水の音、
すだれのかかった窓や
お部屋の簾戸もなんとも涼しげで、
とても素敵な初夏の空間でした。
会記に書かれていた浅黄交趾の食籠が、
お正客でない私の前に置かれたので
あれっと思っていたら
お水指も浅黄交趾なので、
お正客に出すとすぐ横で重なってしまうことに
前夜になって気づき、出し方を変えて
会記の書き直しは諦めたとの裏話が。
お道具の組み立てってあらゆることに
気を配らなくてはいけなくて、
本当にお心尽くしですね。
お茶碗もどれも素敵で、
三島由紀夫に出されたという
お茶碗もありました✨
亭主の方はとても丁寧に気さくに
色んなお話をしてくださり、
お茶をしていなかったら
こういう美しい空間、時間を
味わうことはなかったんだと思うと、
豊かな世界を知ることができて
とてもありがたく感じました。
お菓子は水無月。
もうそんな季節になったんですね。
お干菓子も可愛らしくて。
こちらは持ち帰り、
一緒に行ったお友達から
帰りにいただいた緑茶を
早速淹れて、いただきました。
落雁は崩れかけていますが。
琥珀糖の紫陽花の紫と水紋の水色。
なんて品の良い可愛らしい組み合わせかしら
ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています