昨日は、私ひとりで夕方から母の許へ行きました。
父は私がいるならと友人と飲みに出かけ、とても珍しく母とふたりきりに。
母は食欲が衰え、うとうとしている時間が増えて・・
でもその方が楽でいい、と言っています。
アロマオイルをつけて、気功でならった足のマッサージと
ツボ押しをしてあげました。
母の足は、消化器官の上の方に当たる反射区が
怖いくらいに凝り固まっています。
私が持っていった好物のちらし寿司を少し夕食に食べて、
横になった母が、ふと話し出しました。
お母さんね、つきちゃんの気持ちに
もっと共感して、心を寄り添う育て方を
してあげたらよかったって思うのよ。
つきちゃん、ごめんね、ごめんね・・
つきちゃんの純粋な大きなエネルギーを
受け止める器がお母さんにはなかった。
〇〇ちゃん（妹）にはそんな風に
思わないんだけど、つきちゃんには
とてもかわいそうなことをしたと思うのよ。
お母さんはもうあまり生きられないと思う。
身体のしんどさが、今までとは違う。
だから、つきちゃんも
心の準備をしていてほしい。
お母さんは本当に本当に幸せな人生だった。
お父さんとつきちゃんと〇〇ちゃんと、
最高の宝をいただいたと思っている。
ずっとつきちゃんたちのことを
本当に大事な宝だと思って生きていた。
ありがとうね。
もう少しだけ生きられたら、
もっとみんなで楽しい時間を過ごすことが
できたなあとは思うけれど・・・
だけど、つきちゃんにも〇〇ちゃんにも
優しい頼りになる旦那さんがいて、
孫たちは可愛くてとっても
いい子に育っていて・・・
病気になったのが私でよかったと思ってる。
だから、あんまり悲しまないで、
これからもずっと楽しく暮らしてね。
感謝しかない。ありがとう。
ありがとうね。
私も母へ伝えたい想いはいっぱいあるのに、
胸がつまって、ありがとうとしか泣く以外は、
ほとんど何も言えませんでした。
ただひとつだけ。
私が子供たちを産んで育てる時に、
母親である私以上の、
無条件の大きな大きな優しい愛情を
子供たちに注いでくれた母の存在がどれだけ
私にとっての光になって支えてくれたか。
いつか伝えたいと思っていたその事と
感謝だけは伝えることができました。
今日は44回目の両親の結婚記念日です。
夕方から全員揃ってお祝いし、
私と妹、そして子供たちはまた泊まって、
ゆっくりと過ごしてきます。
ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています
