今回は「新しい学校のリーダーズ」という、
女性4人の歌とダンスのグループについてです。
初めて知ったのは数ヶ月前、
実家で母とテレビを観ていた時です。
何かのバラエティー番組でしたが、
受け答えが非常にしっかりしていて、
「この人達は何?歌手?」
「若く見えるけど本当はかなりの年?」
が最初の印象でした。
数ヶ月経ってある時テレビをつけると、
NHKで特集をしていてそれを観て再び驚き、
見逃し配信も観てメモを取りました。
そしてHPなどネットでも調べて、
信憑性のある情報に絞ってこれを書いています。
現在3人が23歳で1人が25歳。
メンバーの出身地は東京・埼玉・大阪・群馬。
結成は2015年で当時13歳と15歳。
2017年に日本でメジャーデビュー。
しかし売れずに2年後に契約終了。
それから自分達でSNSで宣伝し、
2020年にアメリカから声が掛かり、
アメリカで再びメジャーデビュー。
アメリカの世界最大級の音楽フェスティバル、
コーチェラ・フェスでトリを務める。
その後世界の音楽フェスティバルに次々と出演、
2023年『オトナブルー』が世界で大ヒット、
日本に逆輸入されて大ブレイクし、
その年の紅白にも出演する。
驚いたのはまずそのコンセプト。
「模範的なヤツばかりが評価されるこの時代、
くだらない不寛容社会から、
個性と自由ではみ出していく」
「いかにルールから逸脱せずにはみ出せるか」
「同じ服を着ていても個性が出る」
4人は同じセーラー服を着て、
左腕には全員が級長(リーダー)を示す赤い腕章。
白いハイソックスには「青春日本代表」の文字。
そして靴はあの学校上履。
曲もダンスも演出も全て自分達で作り、
ミュージック・ビデオも自分達で作る。
小道具も百均で買った物で自分達で作る。
13歳からこれらを考え、
実行して来た事に本当に驚きです。
NHKの番組では、
アメリカの音楽フェスの練習風景を流していました。
マイケル・ジャクソンとも共演したマーチングバンドに、
自分達で考えた演出を英語で指示。
そこには通訳もいましたが、
自分達の英語で雑談までしていました。
そして同じ曲でも会場によって演出を変え、
その理由の分析にも驚きました。
常に4人で話し合って考え、
複雑な振付もすぐにピッタリと合ってしまう。
海外での活動の感想を聞かれると、
「有名無名に関係なく、
良いと思ったらちゃんと反応してくれる」
これは私もたくさん経験して来ましたが、
この若さでこの事を客観的に分析している事に、
本当に驚きました。
共演した事があるという香取慎吾氏は番組の中で、
「情熱、熱量がすごい。
それが人を動かす力になっている」
と語っていました。
番組では13歳と15歳の時の映像もたくさん流れ、
最初から今のクォリティなのにも驚きました。
どうやったら今の日本でこの年で、
こういう考えに至りそして実際に行動出来るのか。
ファンになって追いかけるつもりはありませんが、
しばらくは注目して考えてみたいと思いました。