
画家・小泉淳作氏は、
生活の為に長く陶芸をやっていた。
しかしそれは、
陶芸家の気概で取り組んでいた訳ではないそうだ。
その事について氏は、
・・・
口に念仏しながら猟をして居る様で実に心苦しい。
然し喰ふ事金銭を得る事が第一義である今の世の中では仕方なく、
考へは考へとして、
口に念仏して居ながら殺生を職として居る。
と綴り、
そして、
人は生きる資を得るために、
本当に生きられなくなるという矛盾を常にかかえている。
人生は主目的と従目的を区別して生きよ。
従目的の世界ではいくらでも妥協していいが、
主目的とするところでは絶対に妥協するな。
創作を志す者にとっては、
とても勇気の湧く言葉だ。