Who’s the smallest of them all? Meet the world’s amazing tiniest creatures
(The Guardian, 2024/2/8, https://tinyurl.com/2yupjlyf)


今回は単語調べが大変だった。

温血動物は生息地が寒くなるにつれてサイズが大きくなるということは、今日に至るまで生物学のルール()として残っているそうだ。
それゆえ、彼は小型の種は温暖な気候に生息する傾向があると指摘した。それがベルクマンの法則。
科学者に、その種の最小の生き物について教えてもらった
最小の爬虫類:nano-chameleon:ナノカメレオン、オス:20mm (0.8in)、マッチ棒の先ぐらいの大きさ。メスは30mm.マダガスカル
最小の鳥:マメハチドリ、体長は5-6cm(1.9-2.3in)、卵はコーヒー豆ほどの大きさ、羽は1秒間に80回も羽ばたく。キューバ
最小の昆虫:フェアリースズメバチ
最小の両生類:パエドフリン・アマウンシスはパプアニューギニアで2009年8月に発見され、2012年に正式に発表された新種のカエル。体長7.7mmで、現在知られる脊椎動物の中で最も体長が小さい。
最小の哺乳類:エトルリアトガリネズミ (Suncus etruscus) は、エトルリア ピグミートガリネズミまたはシロハラトガリネズミとしても知られ、既知の現存哺乳類の中で最小で、平均体重は平均1.2g ~2.7g、体長は尾を含まず約 4 cm (1.6 インチ) とマルハナバチコウモリ、体重は2g、羽根を広げた長さは145mm、体長は29mm~ 33mm. タイとミャンマーに生息
最小の顕花植物:ミジンコウキクサ、(アオウキクサともいう)、アジアが原産だが世界中に生息
最小の魚:ポトコリヌス・スピニケプス:アンコウ科のアンコウの一種。
最小のサボテン:ブロスフェルディア・リリプタナ:日本では「松露玉(しょうろぎょく)」と呼ばれ古くから人気のサボテン。 自生地では、直径1cmくらいしか大きくならない。アルゼンチンとボリビアに生息
最小の菌類:ミセナ・サブシアノセファラは、台湾の熱帯地域に生息する菌類の一種。 世界最小のキノコの1つで、ボタンの高さは約1 mm。この種はミセナ科に属しており、ミセナ・インターラクタはその最も近い親戚

<<単語帳>>
bumblebee bat:マルハナバチコウモリ、世界で最小の哺乳類、タイとミャンマーに生息。
microhylid frog:ジムグリガエル?
Paedophryne amauensis:パエドフリン・アマウンシスはパプアニューギニアで2009年8月に発見され、2012年に正式に発表された新種のカエル。P. amauensis は体長7.7mmで、現在知られる脊椎動物の中で最も体長が小さい。
Wolffia globosa:ミジンコウキクサ はウキクサ亜科ミジンコウキクサ属に属する水生植物の1種、水面に浮遊して生育する。からだは極めて微小であり、根を欠く。ミジンコウキクサ属の中でも小型の種であり、世界最小の種子植物ともされる。日本を含むアジアに広く分布しており、タイなどでは食用とされることもある 。
duckweed:アオウキクサ 《アヒルの食用》
nano-chameleon:ナノカメレオンとしても知られるBrookesiananaは、マダガスカル北部の山地の熱帯雨林に固有のカメレオンの一種。 2021年に記述された、それは世界最小の爬虫類。一部のカメレオンとは異なり、Brookesiananaは色を変えない。
Brookesianana(Brookesia nana):ブルケシアナナ、アフリカ大陸の東に浮かぶマダガスカル島北部の熱帯雨林で、新種のカメレオンが見つかった。頭部と胴を合わせた長さはオスが13.5ミリ、メスが19.2ミリで、ヒマワリの種ほどしかない。指先に乗せることもでき、世界最小の爬虫類。
bee hummingbird:マメハチドリ(豆蜂鳥、学名:Mellisuga helenae)は、ヨタカ目ハチドリ科に分類される鳥類の一種。世界で一番小さな鳥
Christian Bergmann:カール・ゲオルク・ルカス・クリスティアン・ベルクマン(Karl Georg Lucas Christian Bergmann, 1814年5月18日 - 1865年4月30日)は、ドイツの医師、解剖学者、生理学者、生物学者であり、ベルクマンの法則を提唱した。ベルクマンの法則とはベルクマンが1847年に発表したものであり、「恒温動物においては、同じ種でも寒冷な地域に生息するものほど体重が大きく、近縁な種間では大型の種ほど寒冷な地域に生息する」というもの。これは、体温維持に関わって体重と体表面積の関係から生じるものである。
vertebrates:脊椎動物
hemipenes:半陰茎、半陰茎は、有鱗目のオスだけが持つ外部生殖器である。そのままヘミペニスとも呼ばれる。体内受精のために精子をメスの体内に送り込む挿入器官である点では哺乳類などが持つ陰茎と同じだが、陰茎とは異なり左右に一対あり、反転により体外に突出する。棘や鈎などの装飾を持つことが多く、種によって形状に大きな変異がある。
madame berthe's mouse lemur:ベルテネズミキツネザルは、世界で最も小さいネズミキツネザルであり、最も小さい霊長類。平均体長は9.2cm、季節体重は約30g
primate:霊長類
Dicopomorpha echmepterygis:ホソハネコバチ科に属するハチの一種。性別によって大きさが著しく異なる性的二形の特徴を有し、雄は2013年時点で確認されている昆虫の中で最も小さい体長を持つ。体長は0.139mm
parasitic wasp:寄生蜂
bark louse:植物の樹皮にすむ数種の昆虫類、植物の樹皮にすむ数種の昆虫類
fairyfly:一般的にフェアリーフライまたはフェアリースズメバチとして知られる Mymaridae は、世界中の温帯および熱帯地域で見られるカルシドイドスズメバチの科。
bark lice:樹皮シラミ
amphibian:両生類
invertebrate:無脊椎動物
microhabitat:ミクロハビタット、微小生息域
Etruscan shrew:エトルリアトガリネズミ (Suncus etruscus) は、エトルリア ピグミートガリネズミまたはシロハラトガリネズミとしても知られ、既知の現存哺乳類の中で最小で、平均体重はわずか約 1.8 g (0.063 オンス) 。
canopy:森林の上層部
titan arum:スマトラオオコンニャク
inflorescence:花序
Photocorynus spiniceps:ポトコリヌス・スピニケプス:アンコウ科のアンコウの一種。それは単型属 Photocorynus に属する。フォトコリヌス・スピニセップスはフィリピン原産。 既知の成熟した雄の個体は6.2〜7.3ミリメートルで、他の成熟した魚や脊椎動物よりも小さい。
anglerfish:チョウチンアンコウ
trait:特性
hermaphrodite:雌雄同体
Paedocypris progenetica:パエドキプリス・プロゲネティカ(学名:Paedocypris_progenetica、別名ドワーフ・フェアリー・ミノー)はコイ科に属する魚類の一種。インドネシアの固有種であり、世界一小さい魚類、体長は7.9mm

peat bog:泥炭湿原
Blossfeldia liliputana:ブロスフェルディア・リリプタナ:日本では「松露玉(しょうろぎょく)」と呼ばれ古くから人気のサボテン。 自生地では、直径1cmくらいしか大きくならない。アルゼンチンとボリビアに生息
epithet:あだ名
Lilliput:リリパット、小人、子供◆【語源】J. Swift 作『ガリバー旅行記』(Gulliver's Travels)に登場する小人国の名称から
Mycena subcyanocephala:ミセナ・サブシアノセファラは、台湾の熱帯地域に生息する菌類の一種。 世界最小のキノコの1つで、ボタンの高さは約1 mm。この種はミセナ科に属しており、ミセナ・インターラクタはその最も近い親戚
ethereal:この世のものでない
saprobe:腐生菌、腐生生物
sequestration:仮差し押さえ