ツアー第四日目午前(ミハス:Mijas)
 こちらは夏時間のため朝は6時頃にならないと明るくならない。大陸性気候のため、空気が乾燥しているので、日中は35℃ぐらいになっても朝は涼しい。朝7時頃からホテルの周り、特にヌエボ橋の周りを散策をした。確かに朝の空気は昨日の夕方の空気とは違う。(写真参照)
 
 朝食を摂ってから、8時半にバスでミハス(Mijas)に向け出発する。ロンダからミハスまでの道路は山岳地帯を通るため、カーブが多い。マドリッドからコルドバまでの平坦な土地とは景観がまったく異なっている。しかし、山には松の木等が植えられており、青々としていた。
 
 ロンダから西南に向かい、地中海側の道路を北に上りる。南に100Kmほど下がればジブラルタル海峡に着くらしい。ジブラルタル海峡の幅は狭いところで14Kmほどであり、アフリカが間近に見えるとのこと。高速道を北上し、少し内陸に入ったところに、白壁の家の村のミハスには10時頃到着した。(写真参照)
 
 ミハスの家々の壁は一年に一度石灰で塗り変えられるという。その白い壁には色とりどりの花が植得られたポットが掛けられており、白壁と良くマッチしていて美しい。ただ、この花の手入れは大変だ。というのも、長い竿の先に小さなバケツのようなもののを使って、一つ一つのポットに水を遣らなければならないからだ。ミハスは観光の村だが、あまり歴史的なものはない。ラ・ペーニャ聖母礼拝堂と憲法広場をみた。憲法広場近くのレストランの奥にある展望台からは、空気が乾燥している冬の時期にはアフリカ大陸の山が見えるときもあるそうである。しかし、今は夏なので水蒸気が多く、海がかすかに見えるだけだった。その後、市内を散策して、11時40分にミハスを後にした。(写真参照)
 
バスの添乗員さんから聞いたこと
通貨:(要検証)
 通貨であるユーロの紙幣と硬貨については以下のようである。紙幣はユーロ圏共通で、図柄は橋と窓。橋は各国の架け橋を意味し、窓は世界に開かれていることを示しているという。ただ、その橋と窓はどこにも存在しない空想の図案だそうだ。通貨の種類によって窓の建築様式が変わっている。5ユーロはクラシック様式、10ユーロはロマネスク様式、20ユーロ:ゴシック、50ユーロ:ルネッサンス、100ユーロ:?、500ユーロ:?だそうだ。正し、検証が必要。コインは各国独自のものを作っている。1センティモ、5, 10, 20, 1ユーロ、2ユーロの額面のコインが発行されている。1, 5センティモは教会、10, 20センティモはセルバンテスの顔、1, 2ユーロは国王(カルロス1世)の顔の図柄が使われている。
 
バカンス:(要検証)
年4週間が普通。夏休みを2~3週間取って、クリスマス休暇を1週間とるのが普通。夏休みは6月から9月ごろまでに取ることが多い。小学生は6月中旬から9月半ばまで約3ヶ月で、宿題は基本的に出ない。大学生は5月から9月まで。
 
人口と自治体(要検証)
人口は4千万人。17の自治州内に、自治県がある。自治県は独立性が高い。国土面積は日本の1,3倍だが、山があまりないので、国土が広く感じられる。
 
言語:
4つの公用語(要検証)
カスティージャ語(新聞やTVで使われている、マドリッド・アンダルシア等)
カタルーニャ語(カタラン語ともいう:バルセロナ等)
ガジェロ語
バスク語(バスク地方、非常に難しい言葉でバスク地域で話されている。ルーツも不明)
これ以外に多くの言語がある。文法が異なるので、単なる方言ではない。
 
文化(要検証)
闘牛やフラメンコはスペイン特有のものと言われているが、北部ではこの習慣はないので、闘牛やフラメンコを一度も観たことのない人は多い。北のカタルーニャでは闘牛に反対する勢力が強く、動物保護の面から、闘牛は法律で禁止されている。
 
四泊目午後からは=>こちら
 
写真
ロンダ_朝日に映えるパラドール_パノラマ
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ミハス_ラ・ペーニャ聖母礼拝堂
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ミハス_白壁の家
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ミハスの丘からアフリカ方向を望む(もやで見えない)
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ミハス_憲法広場
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