10月に入り、徐々に秋も深まってきました。10月と言えば、何と言ってもハロウィーンハロウィン 今回紹介するのは、子供向けのホラー小説を主に執筆しているR.L.・スタインの「グース・バンプス・シリーズ」中の一冊である『A Shocker on Shock Street (Goosebumps)』です。

A Shocker on Shock Street (Goosebumps)

R.L. STINE GOOSEBUMPS includes SCARY HOUSE, SHOCKER ON SHOCK STREET, and THIS TOY PLAYS WITH YOU (3 DISCSオーディオブック)

 

ストーリーは、ホラー映画が大好きなマーティーとエリンの兄妹。中でも、「ショッカー通り」という映画のシリーズがお気に入りなのですが、ある日パパが「ショッカー通り」をテーマにしたテーマ・パーク(恐らくUSJの様な所)に連れて行ってくれる事になり、大はしゃぎ音譜 ところが、そのテーマ・パークのアトラクションは二人の想像よりも遥かに怖くて・・・ガーンえーん

 

という感じです。子供向けなのですが、そのテーマ・パークのアトラクションも結構怖くて、ホラー系の話に慣れている方は全然大したこと無いのでしょうが、私は結構ゾクゾクしました(苦笑)。このスタインという作家は英語圏の子供達にとても人気があり、広く読まれているのですが、子供相手でもホラーの部分は手を抜かずきちんと描かれている辺りが人気の秘密なのでしょうねニコニコ

 

児童書なので、英語はそれほど難しくありません。その割に内容はそれなりに怖く読みごたえがあるので、ハロウィーンの定番本を探している方や、読み易くてストーリー性のあるペーパーバックを探している方には特にお薦めですグッド!

 

このエピソードがあるかどうかは分かりませんが、「グース・バンプス・シリーズ」を映像化したTVドラマがあるようなので、今年のハロウィーンはこのシリーズでミステリアスな雰囲気を楽しむのも一興です。では、Happy reading and trick-or-treating!!おばけ

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ここの所忙しく、しばらくブログを書けなかったのですが、その間に季節は秋の気配もみじが濃くなって来ましたね。さて、今日はアメリカの著名な児童文学者であるE・B・ホワイトの代表作の一つであり、優れた児童書に送られるローラ・インガルス・ワイルダー賞を受賞した『Stuart Little (邦題:スチュアート・リトル/ちびっこスチュアート)』を紹介したいと思います。

 

Stuart Little (邦題:スチュアート・リトル/ちびっこスチュアート)

Stuart Little (オーディオブック)

 

ストーリーは、NYに住むリトル夫妻に男の子が生まれますが、その子は身長が僅か2インチ(5センチ)ちょっとしかなく、動きもネズミそっくりでした。ところが、頭はものすごく良く、7歳になる頃には人間の16歳程度の能力を持っていたので、スチュアートはその明晰な頭脳と小回りの利く体を活かして、楽しく毎日を送っていました。彼にはマーガローという鳥の友達がいるのですが、彼女もリトル家に頻繁に来て餌を貰っていたため、リトル家の飼い猫であるスノーボールが自分の餌の取り分が減った事に怒って、別の猫にマーガローを食べるように取引を持ちかけたから大変な事にビックリマークショック! 食べられたくないマーガローはリトル家の界隈から逃げ出してしまい、傷心のスチュアートは彼女を捜す旅に出るのですが、果たして彼は無事にマーガローを見つけられるのでしょうか・・・!?

 

という感じです。児童書の王道らしく、ほのぼのとしていながらもハラハラしてしまう展開があるのが良いですねニコニコ。人間の夫婦の元に生まれたにも関わらずネズミの様な容姿と特徴(本当はネズミなのですが、作中でははっきりとそう指摘されていません)を持った我が子を可愛がり、時に戸惑いながらも子供の特徴を生かして育てるリトル夫妻の子育て方針や、マーガローを捜す旅の途中、スチュアートは色々あってある学校の代理教師をする事になるのですが、その時に生徒達に語る言葉等、他の人と違うというだけの理由で排除してしまうのは良くない、違いがあっても共に生きる事が重要なのだと解釈出来る作者のメッセージに、当たり前だけれど普段は忘れがちな大切な事に気づかされる良書です。思わず手に取ってしまいたくなる可愛らしいイラストも素敵ですほっこり

 

20年程前に「バック・トゥ・ザ・フューチャー 」のマイケル・J・フォックス公開された映画が日本でも少し話題になったので、映画の方が有名かもしれませんね。映画の方は、時代を始めとして、スチュアートか養子であるとか(原作では実子)色々設定を変えてあるので、原作とはほとんど別物だと思って観た方がよいです。

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英語は、児童書である事と20世紀半ばに書かれた本という事もあり、教科書のような綺麗な文章で、恐らく日本人の英語学習者にとって一番読み易い部類の英語だと思います。ペーパーバックを何か一冊読んでみたいビックリマークという方に非常にお薦め出来る一冊ですグッド!

 

「スチュアートの大ぼうけん」というタイトルで邦訳も出ています。

スチュアートの大ぼうけん

月日が経つのは早いもので、気が付くと8月ももう半ば。楽しい夏休みも残り僅かになってきましたねしょぼん。今日紹介するのは、アメリカ、NYで生まれ、アイルランドの貧民街で育ったアイルランド系アメリカ人の作家、フランク・マコートが自身の少年時代を回想した回想録『Angela's Ashes (邦題:アンジェラの灰)』です。

Angela's Ashes (邦題:アンジェラの灰)

By Frank McCourt: Angela's Ashes (オーディオブック)

 

ストーリーは、1929年に起きた大恐慌の影響で、世界中がその煽りを受け不況にあえいでいた30年代初頭。アイルランドからアメリカはNYへ移民したアンジェラ・マコートと彼女の夫で北アイルランド出身のマラキは、移民先で長男のフランクを筆頭に次々と子供を儲けますが、この不況の折、新参者のマラキに仕事はなかなか見つからず、夫妻は子供達を連れてアイルランドに帰国します。アイルランド出身でカトリックのアンジェラと北アイルランドのプロテスタントの家庭の出身のマラキの結婚は双方の両親から反対されており、一家はアイルランド西部の町・リムリックのアンジェラの姉の家に世話になりますが、その姉もマラキやアメリカ生まれの子供達の事を良く思っておらず、一家に冷たく当たるのでした。さらに、カトリックとプロテスタントの対立が激化していたアイルランドではマラキの立場は弱く、ここでも仕事にありつく事さえも出来ません。そんな状況に嫌気が差したマラキは、繊細で夢見がち、それでいてプライドが高い性格も手伝ってアルコールに溺れる様になり、運良く仕事にありつけ収入があった時も、その僅かばかりのお金まで酒代につぎ込んでしまうのでした。アンジェラがチャリティー団体から得た物やマラキの失業手当で必死で遣り繰りしたり、道端に落ちている石炭を活用したりする努力で一家は極貧ながらもどうにか生き延びていますが、栄養失調や不衛生な住宅事情がたたり生まれた子供達は幼くして次々に亡くなって行きます。悲しみを堪えながら大黒柱としてマコート家を支え続けるアンジェラと、その苦労を見ているフランクら子供達。そうこうしているうちに、追い打ちをかけるようにイギリスへ出稼ぎに行ったマラキが家族への送金や連絡を取るのを辞めてしまいます。果たして一家の運命は・・・!?

 

と言う、一見涙なくしては読めない様なお話ですえーん。何処から書いたら良いのか迷う位の、マコート一家に次々降りかかる不運の嵐台風ダウン。そんな出口の見えない、並みの精神力の持ち主なら心を病んでしまいかねない状況の中、チャリティー団体や親戚を頼ったり、必要とあれば物乞いの様な事までする母のアンジェラがとにかく凄いです(当時の子持ち女性の置かれた状況を考慮すると、外へ出て働くという選択肢は一般的ではなかったみたいです)おーっ!。父のマラキは、優しくて人は良いのですが、繊細で気が弱くお人よしな所があったり、反面プライドが高かったりという典型的芸術家タイプと言うか、星座別性格診断に当てはめると典型的魚座(魚座の皆さんすみませんあせる)的性格の持ち主で、子供達にお話を聞かせるのが好きで、クリエイティヴな才能はありそうなのですが、実際の仕事には役立たず、一家を支えきれないのか歯がゆくも切ないです。そんな両親を見て育った長男のフランクは、貧乏という大きなコンプレックスを抱えながらも、学校の先生に文才を認められたり、16歳になると学校を辞めて郵便配達の仕事を始めて失踪した父の代わりに一家を支えたり、配達先の少女と恋に落ちたりとそう悪い事ばかりでない青春時代を過ごします。フランクの弟達もそうですが、どんなに悲惨な状況でも案外子供ってそれを悲観しないで楽しむ力を持っているんですよねほっこり。マコートは大変な現実をくすっと笑ってしまうようなユーモアたっぷりの文章で描いているため、重い内容にもかかわらずあまり深刻にならずに面白おかしく読めるのがこの本の最大の魅力でしょう。人生は悲しい事や辛い事も多いけれど、その分嬉しい事も楽しい事も沢山あると教えてくれる、読者に希望を与えてくれる一冊ですグッド!

 

本がベストセラーになり、その読者に希望を与える内容ゆえに学校で教科書として使われる事も増えたため、ハリウッドでは当然の流れで(笑)映画化されています。主役のフランク少年や、英国の実力派女優の一人エミリー・ワトソンが演じる準主役と言える母・アンジェラは勿論の事、ピュアで良い人なのに如何せん自分に甘く、気の弱いアルコール中毒気味の父・マラキを演じているロバート・カーライルが良い味を醸し出してくれています。原作同様、悲惨な環境にも関わらず、暗くなり過ぎずに程よくユーモアを感じさせる作りの映画版もかなりお薦めですグッド!。監督は「小さな恋のメロディ」の原作者兼脚本家らしいですが、そのせいなのか、子供を描くのが上手いですねほっこり。当時のマコート一家の苦しい生活等、映像で見るとより一層リアルに感じられるので、その辺りも見どころの一つとなっています。尚、映画公開後、作品の舞台となったリムリックではマコート一家が過ごした貧民街の家をはじめフランクの通った学校や教会、父・マラキの行きつけだったパブ(笑)等を見学出来る「アンジェラの灰ツアー」なる企画がある模様です。興味が湧いた方は、ロケ地まで足を運んでみるのも一興ですねニコニコ

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英語は、作者がアイルランド育ちのアメリカ人なので、アメリカ英語に慣れている私達日本人が読むと最初は少しとっつきにくく感じるかもしれませんが、慣れれば意味を想像出来るようになるので、そうするとそれほど難しくないと思います。ヤング・アダルト小説としては難易度が高い方です。

 

前述の通り、この作品は英語圏の学校で課題として読まされる事も多いので、まだ読書感想文用の本が決まっていない方にもお薦めです(笑)。中学~高校位の一番感性が豊かな時期に手に取ってもらいたい一冊ですね。

 

邦訳も出ています。

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ようやく梅雨が明けたと思ったら、今度は灼熱の様な猛暑晴れがやって来ましたが、体調など崩されていないでしょうか。熱中症には気を付けたいですね。さて、今回紹介するのは、英語圏の子供が言葉を学ぶ時や英語学習者の教材として使われる事の多い、英国の児童文学作家、ロデリック・ハントの「マジック・キー・シリーズ」の一作目である『マジック・キー』です。

Oxford Reading Tree: Level 5: Stories: The Magic Key

 

英語を学ぶことが目的なので、ページ数も短く、ストーリーらしいストーリーもありませんが、子供心をくすぐる活き活きとした文章で書かれていて、次はどうなるんだろうと思わずページをめくらずにはいられないのと、味のある個性的なイラストが魅力の本で、この本を始めとした「マジック・キー・シリーズ」は、これまた英語を学ぶときの必須本である、イギリスの「オックスフォード・リーディング・ツリー」というシリーズの中に含まれていて、英語圏の子供達や英語を学ぶ人たちに長年愛読され続けています。ですので、英語に触れたいお子さんから英語を学び直したい大人の方まで万人にお薦め出来る一冊となっていますグッド!。夏休みにはピッタリの本ですので、この本を読んで楽しく英語に触れてみては如何でしょうかニコニコ

今日は、現在大ヒット公開中の「実写版・アラジン」のサントラを紹介します。

アラジン (オリジナル・サウンドトラック / デラックス盤)

 

ディズニーのここ最近の流れとして、過去に公開されヒットしたアニメ映画を実写版でリメイクしている様なのですが、この映画もそんな作品群の一つで、あの名曲「ア・ホール・ニュー・ワールド」を始め、懐かしい曲達を現代風にアレンジしてカバーしています。人気俳優でランプの精を演じるウィル・スミスがかなり多くの歌を担当しているのが最大の目玉目です。彼の歌っている曲は明るくリズミカルなものが目白押しですので、聴いているうちに楽しくなって、踊りだしたくなる事間違いなしビックリマークです。主演を務めるエジプト生まれでカナダ・オンタリオ州育ちのメナ・マスード(アラジン役)と英国人の父とウガンダ出身のインド系移民の母との間にイギリス・ロンドンで生まれ育ったナオミ・スコット(ジャスミン役)が歌う主題歌「ア・ホール・ニュー・ワールド」も、アニメのオリジナル版には及ばないもののなかなかの出来で、フレッシュなカヴァーに仕上がっています。

 

 

勿論クラシックで落ち着いた雰囲気のオリジナル版(アニメ版)サントラも、同じくらいお薦めですグッド!。お子さんには実写版、親御さんを始め大人の皆さんにはアニメ版と分けて聴くのもアリですねニコニコ音譜。もうすぐ始まる夏休み波、「アラジン」で親子で一緒に楽しく英語に触れてみるのも楽しいですよウインク

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