小学生の時くらいに,社会で,エンゲル係数っていうのを習ったように思います。
多分,支出と食費の割合で・・・っていう話で,エンゲル係数が高いほど貧しい。
食費は,どの家庭でも一定だと考える。その割合が大きいほど貧しく,食費の割合が低いほど裕福。とかそんな話だったと思います。
その時の先生が,食費じゃなくて,子供にかけるお金。でエンジェル係数っていうのもあります。みたいなことを言っていました。
調べてみるとエンジェル係数は,野村総研が作り出した言葉で,子供にかけるお金が多いほど豊かである。ということらしいです。
エンジェル係数が高いほど,豊かである。ということに関して,僕はその通りかな?と思います。
お金持ちは,子供に余計なお金をかけて,それを子どものためだと思い込む。
それが将来的に子供の役に立つかどうかなどは考えず,塾に通わせ,習い事もさせる。
なんというか,僕はこのやり方は子供を駄目な子にしてしまうんじゃないかと思います。
家の子供達二人は小さい頃にプールに通わせていましたが,理由は,「子供が溺れ死んだら嫌だから」です。
以前にも書きましたが,僕は,普通のこどもを塾に通わせても何の意味もない。
と思っています。
子供を2人育てましたが,ふたりとも上位国立大学に入学しましたが,東大,京大を目指す以外の人達が,塾・予備校に通う理由はないと思います。
ただこれは結果論であって,子どもたちには,「塾は,勉強に対して,受け身になるから通わせない。自分で勉強する癖をつけてほしい」と言っていました。
子供に「塾は東大・京大を目指す人が通うものだ」と言っていたら,「じゃあ京大を目指すから通わせてくれ」と言われる可能性があったと思います。
普通のこどもは塾に通わせたら勉強が嫌いになります。
勉強のできない子供を塾に通わせるのは虐待です。