特許庁のホームページで1982年に出願されたスプリングドライブの公開特許公報が見られました。出願は,塩尻工業と諏訪精工舎の共同だったみたいです。
 スプリングドライブの発明者として名前を聞いたことがある赤羽好和さんは,塩尻工業の人だったみたいです。
 住所が塩尻市大字塩尻町390番地となっており,検索したところ,現在はセイコーエプソンになっていました。
 スプリングドライブの発想が生まれ,現在でも同じ場所で作られているスプリングドライブは良いなと思いました。
 読んでいると赤羽さんは,デジタル時計についても応用が可能であり,高信頼性,メンテナンスフリー時計として・・・・と書いていました。
 デジタル時計は時計としての面白みがなく,やはり針が動く時計のほうが趣がある。という話で現在に至っていると思いますが,1982年にそれは想像できなかっただろうと思います。
 特許庁のホームページももうちょっとわかりやすくして欲しい。
 検索の仕方がややこしい。
 出願の際に割り振られた数字が,昭和57-63163なんですけど,検索するには西暦に直さないといけなくて1982-63163にしないといけない。
 いや,最初から西暦で番号振れば良いんじゃね?という。