windowsのProバージョンでは,Hyper-Vが使えます。ハイパーバイザー型の仮想OSを扱う技術だそうです。windowsの上で,様々なOS(Linuxなど)を動かせられる。

 僕のインターネット環境は,光回線で無線ルーターを設置しています。無線ルーターから,内部IPアドレスを貰い,パソコン4台(僕2台,妻1台,長男1台)とノートパソコン2台(僕,妻)とスマホやテレビなんかがつながっています。

 昔は,Linuxなんかを使っていましたが,最近まではwindowsだけで使っていました。linuxを経て,「やっぱりマイクロソフトはすごい」という印象で,windows7まではubuntuとのデュアルブートにしていましたが,8からはwindowsだけにしていました。

 windows8になり,スタートボタンが消え,windows10では復活したので,結果的に見れば,スタートボタンを消したことは失敗だったということなんでしょうが,僕は,スタートボタンクリックするより,キーボードのwindowsキーを押せば良いんじゃないか?と思っていました。

 そんなわけで久しぶりにHyper-VでLinuxを使ってみることにしました。とりあえずHyper-Vを有効にすると,Ubuntuがインストールできます。他のOSはインストール用の.isoを準備しなければいけませんが,ubuntuはすぐにインストールできます。

 UbuntuはGUIにUnityを使っていたと思いますが,GNOMEに戻っていました。それと昔使っていたOpenSUSEもインストールしてみました。こっちはKDEです。それと昔からあるFedoraもインストールしてみました。

 linuxの標準のブラウザの多くはfirefoxで,メーラーはthunderbirdが入っていることが多いです。入ってなかったとしても,リポジトリにはあるので,インストールは簡単です。MicrosoftのEdgeも.rpmと.debで配布されているので,インストールは楽です。

 一通り使ってみて,「うん。やっぱりwindowsが良い」となったんですが,暇なので,FedoraとUbuntuのServer Editionをインストールしてみました。

 サーバーエディションは,GNOMEなどがインストールされないので,コマンドラインで色々と処理していかないといけないのですが,それが割と楽しくて,UbuntuとFedoraの違いに戸惑いながらも並行して色々と設定してみました。

 UbuntuとFedoraの違い。

Ubuntuは,ufwとapparmor,Fedoraはfirewall-cmdとSElinuxでセキュリティを行う。

 UbuntuはSSHでコマンドラインで管理。Fedoraでは,cockpitがインストールされるので,webブラウザからの管理もできる。Ubuntuにcockpitを入れても,あんまりメリットがない(ufwとapparmorについては,cockpitから指示できない)。

 各種コマンドやhttpdやvsftpdの設定ファイルのディレクトリも違う。

 Ubuntuの方が管理がしやすいと思う。SElinuxはちょっと面倒な挙動をする。

 両方とも基本的にはvimが入っているので,vimが使えるようになっておけば困らない。

 驚いたことに,今では,bitlockerで暗号化されているドライブもlinuxで読むことはできます。なんか,色々進んでいるんだなと思いました。