僕は大学に入ってからギターを始めました。当時ギター教室に通っていて,講師の先生が赤いG&L(S-500)を使っていました。
 何となくヘッドの形状が僕好みで,いいな-,と思っていました。G&Lのことを調べてみたら,レオ・フェンダーさんの直系のメーカーということでイメージもよく欲しいギターの候補になりました。
 大学3年の時(1997年)に,バイトをして,ギターを買うことにしました。フェンダーかG&Lにしようと迷いましたが,G&Lなら比較的安い値段からオーダーがかけられたので,当初はオーダーしようかと思っていたのですが,お金ができると,すぐにギターが欲しくなり,G&Lの在庫品を購入しました。
 オーダーしようと思っていたのは,青系だったのに,買ったのは,赤みがかったタバコサンバースト。しかも,S-500よりも下位にあたるLEGACY。同じ店頭にあったフェンダーのアメリカンスタンダードとどちらにしようか?と考えて,G&Lにしました。当時の値段ではアメスタもレガシーもほぼ同じ値段で13万円くらいでした。
 通常G&Lのギターには,スペックシートと,証明書がついてきます。僕が買ったギターは,証明書はありましたが,スペックシートは無かった(店が無くしてしまっていた)と思います。別に当時はたいしたことじゃ無かったんですが,後から買う他のギターと仕様が違うと思われるところがいくつかあり,スペックシートを見てみたかったな。と言う思いはあります。
 今にして思えば,このギターにして良かったと思っています。が,やっぱり青いギターへのあこがれが残ったままです。
 ピックアップ,ピックガードを色々と変更しています。現在はイギリスのbare knuckleのApacheを載せています。外見はほぼ買った状況に戻っているような感じです。S-500のようにミニスイッチを設けて,3つのピックアップを使う,ネックとブリッジだけ使えるようにしています。


ヘッド

改造前

ピックアップをEMG SAに変更

ミラーピックガードにしてEMGのブーストスイッチを追加
 
ピックガードをホワイトパールに変更
妻から高見沢さんギターと言われていました。

8年後 ピックアップカバーが黄ばみました。

ボリュームとトーンは変色しなかったので,違う色を買って交換しました。

             
 LEGACYは1992年から製造されていて,2005年の時点でG&Lで一番売れたモデルらしいです。ピックアップは1994年まではセイモア・ダンカンのSSL-2が搭載されていたようです。その後は2006年までG&Lオリジナルのハンドワウンドピックアップのはずです。2006年以降はハンドワウンドじゃなくなってます。
 製造年はわかりません。ヤフオクなどでは,製造年を確認するのにネックとボディを外すようなことをしている人がいますが,それはどうなんでしょうか。ピックガードを外すのとはわけが違うと思うので,僕はしません。
 G&Lは90年代後半からボディのスタンダード材をアルダーにして,スワンプアッシュにするには追加料金を取ることにした(ボディフィニッシュにスタンダードとプレミアがあり,プレミアを選択するとスワンプアッシュになる)ようです。タバコサンバースト自体はスタンダードカラーなのですが,製造年が微妙な時期なので,このギターはアルダーなのかスワンプアッシュなのかわかりません。
 ネックはバイカットネックです。日本ではバイカットネックは評判が悪いんですが,僕としてはいいイメージしかないです。ただ,G&Lが現在はバイカットネックをやめていることからも,何かしらの問題があったのかもしれません。
 僕はアーミングをしないので,トレモロユニットを木片で固定して使っています。