薔薇王の葬列 第22話 ネタバレ感想 | ★薔薇王の葬列★ネタバレ・感想

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主に漫画や小説、アニメやドラマについて語っています(*^^*)

とくに薔薇王の葬列とか♪

祝読書部門48位(#^_^#)←微妙な数字!(笑)

他にも読んだ本の感想や意見など作家っぽく語ってみたり…(。-∀-)


遅くなりました。
早速書いていこうと思います。少しかっ飛ばします(^^;)))


菅野文担当様Twitterより

***
【前回までのあらすじ】
リチャードとヘンリーは再び会うことを約束。しかし、ランカスターとヨークの戦の火蓋は切られた_____

***
【初めての夜】
結婚したアンエドワード
船上にいる二人は船の酷い揺れに悩まされ、一緒に寝ることに。一応婚儀を交わした二人の寝室は同じ。ベッドも同じ。
「何もしない」とエドワードがアンに言ったところへお母様参入。

「エドワード   その程度の謀略で この私を欺けると?」
*6巻22話より引用

「貴方はヘンリーより男として劣っているのよ」

(クズ男ヘンリー。妻にも息子にも散々な扱われようです)
父であるヘンリーに憎しみにも近い感情を持っているエドワードは即座に否定。ならば母の前で証明して見せろと言われます。その意味は母の前で性交しろということ。戸惑うエドワード。一方、アンはリチャードにもう愛されることはないのだと悟り覚悟を決めた。感情直結型のエドワードは母に宣言。

「見ていなさい!母上! 私が立派な男であることを証明します!」

そしてその行為へ。
(なんか違うぞ……!!エドワード!笑)
アンに覆い被さるエドワード。アンはその前にリチャードだけは殺さないと約束して欲しいと言います。エドワードも最初からそのつもりでした。

二人の行為を見守る母マーガレット。
自分がヘンリーとした時のことを回想します。多くの臣下が見守っている中、嫌がるヘンリーが抵抗しないように手首を縛り、強引に「義務なのよ」と男女立場逆転でことは行われました。
(こんな夫いやだ………笑)
アンとエドワードは本当の夫婦に。

【弟の裏切り】

兵の数:ランカスター>ヨーク
もし一端ランカスター(ウォルリック)側に寝返った弟ジョージが再びこちらの陣営に来なければ負けるという状況。兄エドワードは弟を信じて待ちます。
(エドワードはどうやら人を信頼することに抵抗がないタイプの人間。王としては良い素質です)

そしてジョージとエドワード両軍対面。

ジョージ「……王妃様をお迎えに参ったのだが……まさか先に兄上にお会いするとは」

そこに余計な口をはさんだアンソニー(エドワード妻エリザベス弟)に黙れとエドワード。
(アンソニーはつくづく空気が読めない(^^;))))

今は弟と兄の対話の時。

ジョージ「私の主は国王です」

___国王でなければここを通すわけにはいかない。しかし、国王ならば。

「……即刻自ら国王だと宣言してください 今こそ私は貴方の臣下となります!」

そして挙げられたヨークの旗。
つまり、ジョージは再び兄の下に付くことを宣言。
喜びのあまり馬から駆け降り、弟を抱擁する兄エドワード。ジョージも受け入れられたことに嬉しそうでした。

しかし、ジョージのリークにより、王宮にはヘンリーしかいないことを知ったリチャードは父上の仇の念が再燃。
ケイツビーはそれを聞いてリチャードに自分がヘンリーを処置すると言いますが、聞き届けられず。
(ケイツビーはリチャードが慕う『ヘンリー』がヘンリー国王だと知っている。リチャードを思いやってなかなか言い出せないところが良い人すぎる)

____流れは『ヘンリー討伐』へ。

(不利だったヨークがジョージの復帰によって一気に活気づきます)

***
【ヘンリー討伐】

王宮にはヘンリーしかいない。
好機とばかりにヨークはヘンリーを討つために王宮に乗り込みます。
独り寂しくベッドに横たわるヘンリー。「白いの」に語り懸けます。

「僕は……悪い国王だったのかな……」

「僕は……彼らの富を奪ったりしなかったし……彼らを苦しめたりしなかった……」

「僕は王になんかなりたくなかったんだ……」

王宮に侵入し、戦っている者たちはまるで見えていない。ヘンリーが望むのは穏やかな普通の生活と神。そしてリチャード。それ以外の何物も彼に影響を与えない。
(国王足り得るのは国王の義務を果たすからであって、それを放棄しているヘンリーは完全に愚王ですね(^^;))))

次々王宮にいるランカスターの兵士はヨークの者に襲われ、その中には当然リチャードも。ヘンリーのいる部屋に乗り込むリチャード。そしてヘンリーは___………。



_____そうしたら また



君に会えるんだ。
Fin.

***
【感想】
何よりも衝撃的だったのはアンとエドワードですね。自分の目の前で行為を要求するマーガレットも流石としか言えない。
私は結構、マーガレットのした高さが好きです。エリザベスよりも。純粋に強い!って感じがする(笑)
私ならヘンリーのような人を夫にはしたくないです(^_^;)いくらイケメンでも!
そんな中で案外まとも?に育っているのがエドワード。うん、良い純粋っぷりだぞ。アンとエドワードは仲良くして欲しいものです。

そして最後。
ヘンリーとリチャードはついな出会ってしまうのか!?
というのも6巻見ながら書いてるので次どうなるか知ってる……。よくもまあ30pくらいでこんなにも内容を織り込めるのが不思議でたまらない。作者様、凄い。

いつもより雑な感じになってはしまいましたが、あと3話分上げなきゃいけないので余力をね………?