オープン・ユア・アイズ(Abre los ojos) は、1997年製作のスペイン映画。アメナバール監督が手がけた上質のサスペンスです。
この作品を知らなくても、トム・クルーズ主演でリメークされた『バニラ・スカイ(2001)』を観たことがある方は多いのではないでしょうか?ストーリーはほぼ同じです。
ついでに?同じ役柄でペネロペ・クルスが出演しています

初めてこの映画を観た時、観終わってしばしボーっとしてしまったくらい気持ちが不安定になりました


それだけ刺激が強かった・・・そんな上質なサスペンス映画だったんです

映画評を読んでいると、とかく賛否両論あるみたいですけど、僕は「バニラスカイ」よりもオリジナルの方が好きです。
(あらすじ)
親の遺産とハンサムな容姿によって独身貴族を謳歌していたセサルは、一度寝た女性とは二度と会わないというプレーボーイ。誕生パーティーの夜、親友が連れてきたソフィア(ペネロペ・クルス)と知り合い、今まで感じたことのない愛情を感じる。ソフィアとの再会を約束した矢先、セサルにしつこく付きまとっていた女性ヌリアの誘いに乗って彼女が運転する車に乗り込む。しかし、嫉妬に燃えたヌリアは、セサルを道連れにして自殺を図る。
何とか命だけは取り留めたセサルだったが、自慢の顔は二度と観られない顔へと変わり、ソフィアとの関係も終わりをつげる・・・
絶望の中で泥酔し道端で酔い潰れたセサルは、「目を覚まして」という声に目を開ける。そこには、終わったはずのソフィアがいた。愛を告げるソフィアとの仲も戻り、手術で元の顔を取り戻したセサルであったが・・・
この日からセサルは悪夢を見るようになる・・・
一転してセサルは、ソフィア殺しの犯人として投獄される。牢獄での精神科医との対話の中で、なぜソフィアを殺すに至ったかを考えて行く過程の中で、我が身に起こっている重大な真実へと近づいて行く・・・
この手の映画を語るのは、非常に難しいですね・・・
全部を言ってしまいたい衝動に駆られてしまう

しかし、聴いてしまえば映画を観ていない人の刺激は半減してしまうかもしれない・・・
だから、これ以上は言いませ~ん

でもね、僕は何度か観ている映画なんですけど、とにかく難しい映画です。というか、理解しようと思えば思うほど、深みにはまって行く気がしてくる


映画自体が難解だって意味ではないですよ。映画はサスペンスとしては満足できるオチが用意されていますから、観たらちゃんと映画として完結しています
パチパチただね、これを観て不安定な気持ちになるのは、この映画には、これと言った答えが無いからだと僕は思う。
つまり・・・パラドックスなんですね

※パラドックスとは・・・正しそうに見える前提と、妥当に見える推論から、受け入れがたい結論が得られる事を指す。
人は・・・夢と現実とを区別することは出来ない。
マイケルダグラス主演の「ゲーム」って映画を観た時にも感じた、この尻の座りの悪い妙ぉ~な感覚。
その感覚が楽しめない人は、この手の映画を観ない方がいいのかもしれないね。
実を言うと・・僕はこの手の話って大好き


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