「哀れ蚊(あはれ蚊)」って言葉、知ってますか?

「今の時期に蚊が飛んでるぅ~!バシバシ_| ̄|○ノシ蚊

先日、そんな話を聴いたことから、フッと思いだしました。


さだまさしさんの詩に「晩鐘」というのがあります。

この中で使われたから知ってた言葉・・・

時を失くした哀れ蚊の様に音譜

詩のイメージから「取り残された・寂しい・悲しい」と思っていたのですが、実際はよく知りません。

そこで!調べてみましたsao☆あせる

哀れ蚊とは・・・夏の終わりの蚊のこと。
「夏を生き延びて血を吸う力もないのだから、無益な殺生はやめなさい」という教えだそうです。

以前、夢中でフォト五七五を作っていたときに「あはれ蚊」を使ってみたくって一度調べたことがあります。その時は、秋の季語として登録がありました。だから、普通名詞かと思いきや・・・Wikipediaにも辞書にも載ってません。

実はこの言葉、太宰治さんが作った造語なんだってビックリマーク
ということは、「夏を生き延びて・・」という話だって、太宰さんが創作したってこと?

しかし、「哀れ蚊」って、いかにもありそうな言葉なだけに・・・意外でした。

同じように、「くの一」は、山田風太郎さん、「犯科帳」や「ツル」「ツナギ」などの泥棒用語は、池波正太郎さんの造語だって、あるサイトには書いてありました。

昔から使われていそうだけど、最近作られた言葉って多いんですね。久しぶりに「へぇへぇへぇ」とボキャぶってしまった「哀れ蚊」の話でしたww

ボキャぶる・・これも造語ですけど、まだ使ってる人いるのかしらニコニコ



風見鶏より「晩鐘」 by さだまさし


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