
久しぶりに「千と千尋の神隠し」を観ました。
この作品は、前評判が良すぎたせいか?
面白い!とは感じなかった作品です。
しかし、改めて観なおしてみて思うこと・・・
いままで僕は何を観ていたんだろ?
あの水の質感・動きのち密さ、目を疑うような世界観・・・
そして、千尋に向けられた宮崎監督の優しいまなざし。
宮崎監督が今まで手掛けて来られたどの作品よりも、千尋に向けられている眼差しって温かい。そう感じました。
この物語は、小さな女の子が、神隠しという異世界の中で豚に姿を変えられてしまった両親を元の姿に戻すために頑張る・・そんな作品です。
働かなければ生きていけない・・・突然、一人ぼっちでそんな世界に放り出されてしまった千尋。
「奉公」・・・今では聞かない言葉ですが、千尋が湯屋で働くことは奉公そのものです。
「人の仕事を取るんじゃない」
「始めたんなら最後までやりな!」
「世話になったんなら礼ぐらいいいな!」
他人から云われる言葉が、どれほど怖くて不安なものか!
しかも千尋は「千」という名前に変えられる。
親がつけてくれた名前が無くなる・・・名前は「呪」です。人は名前に縛られ、名によって自分を作っていく生き物。
その名前が無くなることは、すなわち自分が無くなることに等しい・・・
とても大きな出来事を、サラッと描いているんですね。
ほんとに子供向けなの?って思いたくなるくらい、ジブリ作品には奥深さを感じます。
ましてや、宮崎監督が千尋の為に用意したシーンの一つ一つに、どれくらいの願望と理想が盛り込まれているか!を裏読みしながら観ていると、これは大人のアニメであるとしか僕には思えない。
僕が子供のころから見続けてる宮崎駿さんが手がけた作品を、大人になった今でも観ていられる幸せに涙なくしては観ていられませんでした。
今、無性に「ポニョ」が観てみたいww
そう思ってる僕って、ジブリの思惑にしっかり乗せられてるの?って変な感じです。
▼聴けば聴く程、いい歌です(^。^)y-.。o○
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