2008年10月6日(月曜日)
9月の後半はセミナーの連続でした。
日影規制の基本的な考え方から逆日影の計算手法。
プランニングからパース作成。
もちろん天空率。
不動産鑑定士には久々に建物想定(プランニングの事)
を行う。皆さん熱心で定期講習を行う必要性をあらためて実感。
最終9月末には行政の天空率審査の皆様に「天空率審査における問題点の指摘」で30分ほど発表の機会を頂いた。
下記にその内容を簡単に記載する。詳細は近々公開します。
■1の道路における道幅が異なる際の道路幅員の考え方の統一
⇒2以上の道路における最大幅員幅 が一義的に確定しない場合132条の最大幅員が確定しない。
⇒最小幅:平均値:1の道路内では回り こまないルールの徹底。
■屈曲道路の同一のルールの徹底。(屈曲度1mの根拠:区間(境界点間or任意)
■道路面高低差における135条の地盤の定義(平均地盤等)。
■132条の2項3項の領域の適用の可否。上記7mの道路に3項の領域は存在の可否
■道路適合領域における隣地越えのチェックなしは東京都のみだがその可否
■入り隅部窓設定における境界幅がせまい場合の窓設定の可否(未チェック領域の対処)
■隣地における屈曲敷地の可否のルールの徹底(隣地における屈曲の同一区間は東京のみ)。
■審査における三斜求積安全作図と差分0.02%の法的根拠(安全作図を含め最低0.04%必要となる)
さてサブプライムショックで日本は不況に突入するという。
とんでもない!、建設不況は昨年の6月からとっくに始まっている。
しかしどうだろう資材原油高騰、改正・・も含めて建築外要因が大きい
よりよい住環境を求める声はまだまだ大きい。
建築屋の皆さんあのバブル崩壊後も生き残った我々の使命は大きい。
老朽化した団地、耐震条件を満たさない住居、環境緑化等々
日本の住環境の充実の為、今が踏張りどこです。
しぶとく頑張りましょう!不動産鑑定士も頑張りましょう!
TP-PLANNERも頑張るゾー!