2008年8月19日(火曜日)
サー今日から仕事だ本日はマンション企画設計では日本一のゼネコンでの出張講習だ。外は暑い、夏はやはりまだ続く。
この会社はTP-PLANNERの使用数、使用機会が最も多い。
この会社とともにTP-PLANNERはレベルアップされてきたともいえる。
かれこれ20年近い付き合いの設計者クマさんも元気そうだ40人近くの参加だ。
テーマは「TP-PLANNER バージョンアップ解説」
まずはプランニング機能の説明からこの会社の特徴は汎用CADとの併用が多いユーザーの中でプランニング機能(TP-LIGHT)をたくみに使いこなす。各人独特のTP使いこなしの技を持つ。
串刺し編集機能は受けた。粗方プラン完成後のスパン長の変更、階段の位置移動が立体で即座に行われる。日影規制を考慮しながらプラン角度を微妙に調整する手法など(単なる2次元データの話ではない)
質問多数ほぼ完全回答
しまいには「なんで早くこの機能のつけてくれなかったんだろー」ぼやく設計者まででる始末。こちらにも開発の都合がある。でもこんなにうけるとうれしい!
天空率関連はやはり地盤、道路高低差をどの様に処理するかに注目質問が多い。
ここでの質問事項および回答でセミナー内容をお伝えしたい。
Q1.道路の同一化をする場合、その選択は設計者が任意に選んでいいか。
A東京では道路の対側の道路の屈曲度が1m以内の場合まとめる事が可能。
横浜ではとなりあう道路境界線の内角が120度以上の場合まとめめた処理の必要がある。
Q2.敷地内の高低差と道路のTP-SKY における高低差の入力法
A1 ベンチマークあるいは設計GLを地盤面として配置する。その位置からの高低差で入力します。
平均GLの計算は入力された建物外周の高さ(斜線平均地盤高計算)で入力された高さで計算し 結果道路面の高低差はその平均地盤からの高低差に換算され(n-1/2)の緩和処理を自動で行います。
A2 敷地内高低差が3m以上ある場合は地盤で区分し設定さらに建物外周高さも区分して入力する事で隣地、道路ともに適合領域:算定線は自動発生処理される。
Q3道路幅員が誤差範囲の微妙な幅の考え方
A 道路幅員を現況で処理するといわれた場合の考え方方です。
道幅を敷地以外の天空率敷地で最もせまい道幅に修正します。そのことにより適合建築物が最も低くなり確実に適合します。算定線が屈強する場合作図された対側の道路幅員にスナップし編集します。
適合領域と算定線をそれぞれの目的にもっとも合致する事を考えます。
企画設計のプロ中のプロの講習会に休み明け良い刺激をうけました。みなさんありがとう講習費請求郵送しておきます。