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もちろん それだけではありませんでした。



現実と同じで そこにある何かに触れても ちゃんと 感覚が あるのです。



そこに存在するものに 実際に 触れたり 触ったりも 出来るのです。



実物と 全く同じ感覚です。



さっき 首相 陸軍大臣 海軍大臣 空軍大臣たちの ホログラムを 拳銃で 撃った銃弾が すり抜けていった光景や 状況とは 全く違うのです。



今 目の前にある光景は 現実と 全く同じでなのです。



少なくとも ソウスケは そう感じました。



他人と 肩がぶつかれば 痛いのです。



壁を 拳で殴れば 拳は痛くて 血も出るのです。



今の 目の前に広がる光景や 状況は 全く 現実の空間に居ることと 差は ないのです。



ソウスケは 試してみました。



さっきの 天の声に 従って 目の前の 街にあるゴミ箱を 再び 消してみようと 念じてみましたが・・・消えません。



目にした 歩いている他人を 消そうと思いましたが・・・これも 同様に 消えません。



( あれっ? 昔の時代に 戻っただけ? もう 自由に 目に前のものを 出したり 消したりは 出来ないの? ホログラムの仮想の世界じゃ ないの??? )



この感覚は ソウスケには とても 不思議な感覚でした。



それなら 全く違う 夢のような 素晴らしい世界を 思い浮かべて 目の前に 創り出せば 良かったかな?・・・ などとも 考えてしまいました。



しかし ソウスケが 本当に 欲しかったものは 自分の生きてきた この時代であり 目の前に広がる この光景なのでしょう。



今 ソウスケは この時代を 再び 生き抜く覚悟を 決めました。






( つづく )





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