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しかし ソウスケが 希望するようには 動作しそうにもありません。



そもそも 動力源が 何なのでしょうか?



本当に 動くための 操縦室らしき構造物なのでしょうか?



その様に見えるだけで 全く 関係ない 大きな部屋なのかもしれません。



しかし ソウスケが 色々な箇所を どう操作しても 当然のように ビクともしませんでした。



ソウスケの喜びも つかの間の 喜びに過ぎなかったかもしれないと 諦めかけていた時のことです。



たまたま やけくそ気分で 操縦桿らしき装置の 足元を 蹴り上げた瞬間に 何か 大きな 動作音が 響き渡ったのです。



エンジンが かかった時のような 音でした。



振動も それ程でもありませんでしたが 身体で 感じるほどには 認識できました。



( ひょっとしたら・・・、 動き出したのか? この 装置は・・・? )



ソウスケは 久しぶりに ウキウキした気分に なりました。



閉塞感に満ちた 核シェルター内での 生活に 新しい 何かが 加わったのです。



今のソウスケには 夢のような 出来事でした。



ソウスケは 操縦席らしき席に座り 操縦桿らしきものを握りしめ アクセルのような レバーを 下に向かって 力一杯 押し下げてみました。



すると エンジン音のような音が 大きくなり 振動も 大きくなりました。



ソウスケは 期待で 胸が高まりました。



( 本当に 動くかもしれない・・・。 )



ソウスケは 興奮していました。



操縦桿を握る手にも 自然と 力が 入りました。





( つづく )





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