こんにちは、ぎんざけです。
前回に引き続き法律入門の記事になります。前回の記事をご覧になっていない方は、そちらから読んでいただけると幸いです!
1.法律の鏡に映るのはアバターとアイテム
現実世界と法律世界は、鏡を隔てて対応関係にあります。
なので、現実世界に存在するものは、基本的には、法律世界にも対応するものが存在します。
ただ、現実世界と法律世界とでは秩序が異なるので、現実世界のものが法律の鏡に映ると、人間はアバターに、人間以外のものはアイテムに変換されます。
2.アバターが法律世界のメインプレーヤー
法律世界でアバターは特別な存在です。
次回以降に詳しく説明しますが、アバターは、意思を持って行動したり、他のアバターと関係を持ったり、他のアイテムを支配したりといった、アイテムにはできない特別なことができます。
また、アバターが悪いことをすると、特別なペナルティを受けることがあります。
3.現実世界には存在しないけれど、法律世界には存在するもの
あなたは自宅で一人です。
周りには誰もいない何もないはずなのに、なんだか気配を感じます。
なんとなく不穏な気がしつつも、あなたはふと鏡を見てしまいました。
鏡には当然あなたしか映らないはずなのに、、、
鏡の向こう側には
知らない人や物が映って
こちらを見ていました!!!
というようなことがもしあれば普通にホラーですが、法律世界にはこういったホラーが溢れています。
法律世界には、現実世界に存在しないアバターとアイテムが存在しているのです。
「(現実世界で)目に見えるものだけが全てではない」ということをぜひ覚えておいてください!
4.少しだけネタバレ
法律の専門用語で、アバターのことを人、アイテムのことを物と呼びます。
(なお、物は、その種類に応じて、動産とか不動産とか呼ばれることもありますが、今はそんなに重要ではありません)
そして、現実世界に存在しないアバターのことを法人、現実世界に存在しないアイテムのことを知的財産と呼んだりします。
ちなみに、法律の勉強の結構最初の方で、法人格がどうだの、人間はいつから始まるか(胎児は人間か)みたいな話が出てきて、割とチンプンカンプンになるのが、法学部あるあるではないかと思います。
これは「法律の世界の中でアバターとして扱いますかどうしますか?」ということだと考えれば、最初の方に登場するのが少しだけ納得できるかもしれません。
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