各科目にあった勉強の仕方 | 文系サラリーマン独学勉強部屋

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こんにちは、ぎんざけです。

 

世の中にはいろいろな科目がありますが、大きく3つのタイプに分けられます。

この3タイプは勉強方法が全く違っていて、しかもそれを間違えるといくら勉強しても伸びないので、一番最初にしっかりと見極める必要があります。

世の中にあふれている勉強法の中には、この3つのうちの1タイプにしか当てはまらないのに、それを全科目に当てはまるように言っているものが多くあり、そういった風潮に一石を投じるのがこの投稿です。

  1. 学問科目
    学問科目は論理的体型がちゃんと作られている科目です。覚えるべき項目はそんなに多くなく、頭の良い人は苦労しないことが多いです。「考えれば分かる」&「解答を見てなるほどと思う」科目はこの科目だと思ってもらって問題ありません。
    学問科目の勉強方法はその科目の基本的な考え方を理解するというところにつきます。勉強が面白いという感覚が味わえます!
    具体例(よく当てはまるのは◎、ちょっと当てはまるのは○です)
     (大学受験)◎数学、◎物理、○化学
     (司法試験)◎刑法、◎民訴、○行政法
     (それ以外)◎ファイナンス、◎統計、○経済学
     
  2. スポーツ科目
    スポーツ科目は「考えるな!感じろ!」の科目です。私はいい意味で脳筋科目と呼んでいますが、印象が悪くなりそうなのでスポーツ科目にしています。この科目は反復練習を繰り返すうちに、理屈ではなく答えが分かるようになります。
    スポーツ科目の勉強方法は、「短時間でよいのでできるだけ毎日」、「理屈が分かっても条件反射でできるようになるまで」、「比較的簡単な問題を繰り返す」というのが基本戦略になります。暗記のその先に見える景色があります!
    具体例(よく当てはまるのは◎、ちょっと当てはまるのは○です)
     (大学受験)◎英語、◎地理、○世界史・日本史、○生物
     (司法試験)◎民法、◎商法、◎刑訴
     (それ以外)◎プログラミング、○会計
     
  3. 宗教科目
    宗教科目は「考えるな!従え!」の科目です。スポーツ科目と似ているのですが、論理的に考えても答えが出ません。私は科目自体に欠陥があると考えており、早く世界中の試験科目から追放してほしいと考えています。
    宗教科目の勉強方法は、「試験問題作成者(神)の教えを理解することです」。こういう試験問題を作る神は、残念ながら頭が良くないことが多いので、正しいことを書いても×になることが普通にあります。神への奉仕の精神で、神が喜ぶ解答を書けるようになれば試験でいい点がきます。繰り返しますが、この世の試験科目から追放されることを祈ります!
     (大学受験)◎現代文
     (司法試験)○憲法

 

それぞれの勉強方法についてはまた別の投稿をしようと思いますが、「数学の参考書を流し読みしたり」、「英語の文章を低頻度で精読したり」、「憲法の学説の矛盾点を突き詰めようとしたり」といった勉強法をしている場合、残念ながらその苦労は実りません!

 

まずは自分の勉強している科目がどういうタイプかを確認して、それにあった勉強をする。それだけで多くの試験は相当楽に突破できるようになります!!!