銀盤の夢、銀幕の幻想 | 恋は水色

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フィギュアスケーター羽生結弦選手について、いろいろ書きます

 

 

平昌オリンピックが刻々と近付いて来ていますね。


先日、羽生選手が氷上練習を再開したとの報道がありました。
元気にされているのだろうなあとは思ってましたが、ニュースを聞いて
安堵と同時に、しばし忘れていた緊張感までもが蘇ってきました。

 

   

 

 

 

 

 

 

ところで、ご覧になった方も多いかと思いますが、少し前にNHKの

関西ローカルで関西出身の女子スケーターを特集した番組を放送していました。

 


「かんさい熱視線・涙の五輪切符。フィギュア女子激闘の舞台裏」

 


丹念な取材と綿密な構成で視聴者を引き付ける、関西の時事に

こだわったドキュメンタリー報道番組。

以前には今話題の登坂淳一アナがキャスターを務めておられた

こともありました。

 

今回の特集は、全日本選手権で熾烈な平昌オリンピック代表争

いを繰り広げた宮原知子選手と三原舞依選手、そして坂本香織

選手の3人にスポットを当てたもの。

 

番組自体は夜7時半からの30分間と短い放送時間ですが、

夕食時にながめるにはあまりにも濃い、ある種の悲壮感を

伴った内容だったように感じました。


いずれの選手のエピソードも軽く見流せるものでは到底無

かったのですが、中でも特に衝撃だったのは、怪我の影響に

よるジャンプの不調から必死に這い上がろうと懸命の練習

を続ける宮原知子選手の姿でした。

 

 

宮原選手の練習ノート。

 

 

 

 

・・・でも、

 


以前ならば、演技中に体力が落ちてきても踏ん張ってこなせていたジャンプが跳べない・・・

 

 

 

 

 

 

苦しむ宮原選手に濱田コーチがかけた言葉はこうでした。
「一緒に5年後のオリンピックをめざそう」


無理して平昌に出なくてもいい・・・

そんなコーチの言葉を、宮原選手は黙って聞いていたそうです。

 

 

ワタシは夕食のスパゲティを子供と食べながら見ていたのです

が、その場面でもう、もう、涙が止まらず・・・

小学1年生の子供は、ワタシが泣くのにはまあ慣れているので

(たぶん)こちらをチラ見している程度でしたけれども。

 

 

 

 

 

えーっと、すみません、ここで余談なのですが・・・


子供にとって、親が泣くというのは果してどういう印象を持つ

ものかなあと、常々気になっているんです。


というのも、ワタシは両親が子供の前で泣くところをそれこそ

お葬式くらいでしか見たことが無かったんですね。それでも

自分の親が泣くという現象を初めて目にした時は恐いという

か驚きというか、なんともいえないショックを受けたものでした。


そんな風に感じた理由は、自分でもいまいちよく分からない

のですが、どうも「親」という存在を何処か偶像化というか、

限定したイメージで捉えていたというか、そんなふしがあった

ようなのですね。

今ではワタシ自身も大人になって、そんなことはありません

けれども。


にもかかわらず、ワタシは映画やドラマなどを見ていて、傍に

子供がいてもお構いなしに結構泣くので、それってどうなのか

なあ、以前の自分の様に怖がられてはいないかと・・・

ワタシは、普段から細かい事はあまり気にしない方だと思う

のですが、この件に関しては気になるんですよ。

まあ、だからといって泣くのを隠す気も全然ないのですが(笑)。

 

 

 

そうそう、成人式の美目麗しい「さとこ姫」のお写真を。

  

 

 

 

昌磨君もでしたね。

お二人ともおめでとう~~!

 

 

 

 

 

 

・・・っと、それからですね、

余談ついでに、個人的且つローカルな話題を書きます(笑)。


最近、近所に「出町座」(でまちざ)という小さな映画館が

出来ました。


場所は自宅から十分ほど歩いたところにある商店街の一角。

いつも日常的に買い物に通っている場所です。

(紅白の幕は、年末売り出しの最中だったから・・)

   


オープンしたのは昨年の12月28日。

この日は、今から122年前(1895年)に、パリのグランカフェで

おこなわれたシネマトグラフ(現在の映画装置の原型)世界初の

一般公開記念日なのだそうす。


その2年後の1897年、シネマトグラフは日本へ輸入されます。

そして観客の前で初めて投影された場所が、京都市中京区に

当時あった「京都電燈」(現・関西電力)でした。

 


のちに京都電燈が移転した跡地に町衆の手で「立誠(りっせい)小学校」が設立されます。

 

 

 

近年になって、児童数の減少により学校機能自体は統合され

ましたが、建物は残されて地域の様々なイベントなどに活用さ

れてきました。そして4年前には「日本映画発祥の地」として教

室を再利用したミニシアター「立誠シネマ」が立ち上がり、京都

の映画文化の一翼を担ってきました。


昨年、「立誠シネマ」は諸事情により惜しまれながらも閉館しま

した。そして、場所を上京区の出町柳という場所に移し、バージョ

ンアップして新たに再スタートを切ったのが「出町座」というわけ

なんです。

 


「出町座」のシアターは2つ。42席と48席と規模は小さいものの、

最新の設備を整えた充実の内容。
(残念ながら、35mmフィルムは上映出来ないみたいですが)

ワタシの印象では、地下にある42席のシアターの音響効果が

ライブ感たっぷりで最高なんです。スクリーンサイズもW4230×

H1800と、席数のわりに大きくて迫力の超贅沢空間!


他にもカフェと書店が併設され、シネマカレッジ等も開催されます。

 

 


とにかく徒歩圏内にこんな映画館がオープンしてくれたことが嬉し

すぎて、年始から通いつめてます。

 

 


上映期間は終わりましたが、初回企画としてこんなのも

やってくれていたのですよ。

 


まさかのナショナル・シアター・ライブ!

(イギリス国立劇場の映像公演)。

 

    


「フランケンシュタイン」

2週間の上映で7回観ました。

年末年始の帰省予定がなければもっと観たと思います。

 


あと、こちらも・・・

 

  

 

・・・もしかしてワタシのためのプログラムだったのですか?(←違います)。

 

 

上映作品は基本的に二週間ずつで入れ替わります。
明日のラインナップはこんな感じ↓

 

 

 

27日からはこんなのも始まります↓

 

 

 

 

 

すっかり映画三昧で毎日が祝祭。

 

 

 

 


以上、後半は趣味の話題でした(笑)。
お付き合い頂きまして恐縮です。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
画像はお借りしました。


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