いやぁ…。良かった…。
人生フルーツ…。
昨年ネットで何度か名前を見かけてずっと気になっていたんですが、
たまたま正月特番として放送されていたので、何気なく観ていたら、
結局最後まで観入ってしまいました…。
愛知県春日井市高蔵寺ニュータウンの都市設計を計画した、津端修一さんと、英子さん、お二人の日常のお話。
「人生フルーツ」。もしよろしければ是非…。
あっ、あけましておめでとうございます…。
そんなこんなでエモーショナルな正月を過ごしておる今日この頃ですが、
皆様いかがおすごしでしょうか。
さて、はてさて!
正月休み中盤、今日もサクッと参りましょう。
ファン待望のこちらの人気企画!
「2017年 のりをが読んだ本の中で面白かった大賞!」
(はいどうも、よいしょ〜っと!)
ファン待望のね!ファンファン!
というわけで、今年もやってやりますよ!
ね!
勝手に始めたこの企画。
気がつけば、「年末にこれを書くために本を読まなければ」という良いプレッシャーになっていて、
あいや、してやったり!といったところでございます。
そんなわけで、今年は読むのが苦手な「小説」を中心にと、強化月間、もとい、強化年間となりました。
それでは早速参りましょう。第10位から!
第10位
「自分を好きになる方法」
本谷有紀子
自分を好きになる方法 (講談社文庫)
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こちらは、自己啓発本、ではなく小説ございます。
「お互い心から一緒にいたいと思える相手」を求め続ける主人公リンデの日常を
16歳、28歳、34歳…など年齢ごとに切り取り、その細やかな心の動きを描いた作品。
正直、読んでてほとんどリンデに共感できなかったし、なんでこういう態度・言い方をするんだろうと、
イライラしてしまう箇所が多かったんですが、
その心情のベースにある「自分が好きになれない」というところから発せられる心の声や言葉に、
時折、強く共感してしまう、同情してしまう瞬間があるのが、とても不思議な作品でございました。
第9位
「一番シンプルな資料作成術」
奥秋和歌子
効率よく作れて、パッと伝わる 一番シンプルな資料作成術
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今年は、仕事でビジネス本などを読まなければいけないような機会が多く、
そんな中で出会った一冊。
パワポや資料を作る時に、今もよく参考にしている本なのでランキングに入れざるを得ませんでした。
タイトルだけあって、本自体も非常にシンプルで読みやすいのですが、その情報量は以外と多い!
「シンプル」の奥深さを知った一冊です。
第8位
「土の中の子供」
中村文則
土の中の子供 (新潮文庫)
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中村文則さんの作品の中では比較的短い小説です。
今年は、この「中村文則」さんを知ったのが個人的に大きな出来事でした。
読む作品、読む作品、どれもめちゃくちゃ面白い…。
かつて親に捨てられ、孤児として虐待されていた過去を持つ主人公のお話。
読んでいて、辛い気持ちになったり、息が詰まりそうになったり、
それでいて、かすかな希望を感じたり…。中村さん、大好きですわ…。
第7位
「満願」
米澤穂信
満願 (新潮文庫)
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ドラマでやっていた「リバース」を観て以来、
ミステリー小説を読みたい欲が出てきた際に読んだ一冊。
「氷菓」シリーズで知られる米澤さんの短編集です。
個人的には、なるほど、ミステリーを学ばせていただいた作品といったところでございます。
この中でも僕が好きなのは「関守」という作品です。
他の作品も読んでみたいので、おすすめがありましたら是非教えてください!
第6位
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
東野圭吾
ナミヤ雑貨店の奇蹟 (角川文庫)
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いわずもがな、我らが絶対的大エース、山田涼介氏が映画に主演されると聞きつけ、
即座に読破した作品でございます。
あまり期待せずに読んだのですが、ストーリーが予想外の展開で、
失礼ながら、意外と面白かった、というのが正直な感想でした。
これはネタバレが割と危険な作品かと思いますので、よければ是非!
第5位
「木洩れ日に泳ぐ魚」
恩田陸
木洩れ日に泳ぐ魚 (文春文庫)
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「蜂蜜と遠雷」が話題だったので読んでみようと思ったけど、
ハードだけに、ハードルが高いと感じてしまい(ハードだけに)、
他にもいい作品あるやろ!と思って、適当に読んでみた一冊。
適当、と言いながら「ミステリー」という単語に惹かれて買ったんですけどね!
別れが決まっている男女が、アパートを引き渡す最後の夜に、夜を徹し語り合う、というストーリー。
さすが…人気作家さんって…すごいですね…。(語彙力が不足しています)
二人の心理戦や、次々と明かされる真実がひたすら面白い。次の話が気になって仕方がない作品でした。
第4位
「去年の冬、きみと別れ」
中村文則
去年の冬、きみと別れ (幻冬舎文庫)
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また出ました、中村文則大先生!!!
今度は、中村文則先生が描くミステリー小説!
いや、本当、最後が、すごい…。(語彙力が不足しています)
こちらもネタバレが危険な作品なので詳細は省きますが、
おそらく一瞬で読み終わってしまう小説だと思います!
第3位
「Nのために」
湊かなえ
Nのために (双葉文庫)
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今更かーーーーーーい!!!!
はい、今更です。でも、面白かった…。なんでみんなこんな面白い、ってもっと早く教えてくれへんの…。
きっかけは、昨年放送されていたドラマ「リバース」にハマったことから。
(最終回を除いて)毎話すごく楽しみにしていたドラマで、これをきっかけにミステリーにハマりました。
そして、湊かなえ(勝手に「かなやん」と呼ばせていただいています)さんの王道を知ろうと読んでみた一冊。
かなやん、恐るべし…。
【参考】
(かに)本家
第2位
「だから仏教は面白い!」
魚川祐司
講義ライブ だから仏教は面白い! (講談社+α文庫)
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出たーーーー!!今回は無いかと思ってたけど、出たーーー!!!
なんなん?毎回のこの、仏教枠?なんなん??
ええ、ええ、どう、どう、どう。カームダウン、ベイビー?
そうです、もちろん今もずっと、ブーム継続中の仏教さんです。
今年はその中でも、上座部(テーラワーダ)が最近のマイブームでございまして、
その情報を探す中で出会った一冊。
内容が、めちゃくちゃわかりやすい!この一冊で、今までの部分的な知識が一気に紐付いたりして、とても楽しい一冊でした。
そして、この続編「仏教思想のゼロポイント」を今読んでる途中なのですが、これがまた内容が難しいけど、めちゃくちゃ面白い…。
仏教思想のゼロポイント: 「悟り」とは何か
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この一冊はこれからも間違いなく読み直すことになるだろうと思っております。
以上、今年の仏教枠でした☆
第1位
「教団X」
中村文則
教団X (集英社文庫)
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圧倒的、圧倒的1位でした。
今まで読んだ小説の中で、僕はこれが一番面白いと思います…(今まで何冊読んどんねんというのはスルーで…)。
ただでさえ、どの小説も面白い中村文則さんの、最高傑作と称されても過言は無いんじゃないでしょうか…。
いや、もう自分ド素人ですけど、本当に面白かった…。
自分の前から突然姿を消した女性を探し、とあるカルト教団と関わることになった主人公楢崎のお話。
この作品から学ぶことが多かったです…。詳細は省きますが、未だに最後の演説の部分はよく読み直します。
とにかく、おすすめです…。(語彙力が不足しています)
そして、「R帝国」をいつ読もうかとずっとニヤニヤしている次第でございます…。
いやー、というわけでこんな感じでございました。
昨年からちょこっとずつ小説に触れ始め、やっと小説が面白いということに今更ながら気づいてきた次第でございます。
是非おすすめの小説あったら本当教えてください…。オナシャス…。
そんなわけで、年明けて2018年!あけましておめでとうございます!
今年の目標は「肩の力を抜く」でいきたいと思います!
本年も何卒宜しくお願い申し上げます!
以上、前田敦子でした!
【参考】昨年
https://ameblo.jp/noriwo-or-die/entry-12229700539.html
おまけ
Hey! Say! JUMPの馬名を考えてみた
1:ヤマダガエース
2:チネンチャン
3:ユートビート
4:ケイトオカモト
5:アリオカモンゴリアン
6:イノーマッシュ
7:ヒカルトミヤマケン
8:サザンユーヤスターズ
9:ヤーヤーヤブ