夏が終わる。あっという間だった。


今年2015年の夏は記憶に残る夏かも知れない。

極端な暑さがしばらく続いたら、台風をきっかけに秋めいて晩夏になっていた、といった感じか。


良い季節になるのはありがたいが、晩夏特有の空気感というか、何とも言えない奥行きのある感じも良いね。夕方になるとそれがよくわかる。

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自分も長い間続けてきたことにここで区切りをつけた。正確にはあとひと月後だが、夏の終わりとともに終焉させることができる。

これによってまだ見えない未知の領域に進んでいくことができるんだ、といえば大げさだろうか。


人生は面白い。そんなことに今あらためて気が付いたってことかな。

景気の指標みたいなものがある。

そのなかで分かりやすいのが

「色」

だね。例外もあるだろうが大枠で見ると、景気が良いと感じられる時はカラフルな色がいろんな場面で出てくるようだ。で、景気がそうでもないと感じられると、不思議なことにモノトーンばかりになってくる。

特に衣服や家電や車にその傾向があるみたいだ。

で、街を見てみると・・・なんとまあ「黒い車」が多いこと。車だけじゃなくて家具や家電、PCまで黒ばっかりだ。黒っぽい服着て黒い車を転がして、身内に不幸でもあったんだろうかと勝手に思ってしまう。
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クルマなんかひどいもんだ。昔からの所謂「黒塗り」の高級セダンならともかく、安い軽から家族が乗るミニバン、SUVから軽トラックまでこれだけ「黒」ばっかりなのはいったい何なんだろう。

確かに「黒」は、磨くとエラく綺麗になる。ただし、「磨く」ことをしなければただ単に「暗い色」なだけである。
街にはそういった「手入れのされていない」黒色のクルマが列を作って走っているが、いつも思うがその光景はまさに

「葬列」

そのものである。
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「黒」は本来「守り」の色だ。言い方を変えると「現状維持」の色。飛躍したいんだったら身に着けないほうがよいと言われるけど、本当にそう思う。
別の意味では「威圧」の色でもある。そう思うと、今の日本人がこんな色を好むのはこの20年間停滞していた社会に原因がありそうだ。

自分は個人的には黒を好まないが、上記の理由もあり意識して「黒」を日常におかないようにしている。その色しかないものは仕方ないが、極力明るい色を身近に置きたいものだ。

街に段々とカラフルな車が走るようになると、社会も明るくなってくるような気がする。
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そういえば、最近の新車はイメージカラーが「赤」であるものが増えてきたなあ。
いいことだ。



八月十五日ってのは、盆のど真ん中でもあるのかな。

いろんな思いが交錯して日本中を巡る日でもあるね。

自分自身に身近なのは、やっぱり「お盆である」ということかな。
墓参りに行くと、ずっと同じでそこにあるはずのモノが、なぜか昨年とは違って見えるから不思議だ。

形よりも心が大事とかなんだかんだと御託を並べても、実際に墓参りに行けばそれなりに気持ちが変わる。
ごちゃごちゃ言っていないで実行すればいい。

早いもので、8月も半ば。まだまだ炎暑だけど、ふと気が付くと夕方に北から東から吹いてくる風がそれとなく涼しく感じられるものだ。こないだヒグラシが朝から目の前で鳴いてたことにはびっくりしたが、晩夏から初秋の気配は確実に感じられる。

過ぎゆく夏を感じ、初秋の気配を感じるのも、また良き哉。