JENKINS,JORDAN,TIMMONS(NEW JAZZ8232)
懲りずにNEW JAZZです(笑)。タイトルに出ている3人にWILBUR WARE、DANNIE RICHMONDを加えたPRESTIGE系お得意のオールスター・セッション。これも極めてよい録音で、ゴリゴリとしたCLIFFORD JORDANのテナーが味わえます。
良く言われていることですが、RVG録音の真骨頂はBNではなくNEW JAZZであることをあらためて実感します。JORDANは、このあとRIVERSIDEや系列JAZZLANDに録音を残しますが、BNやNEWJAZZで聴けたゴリゴリとした音が聴けなくなります。やっぱり録音技師の差なのでしょうか?JENKINSも極めて似たタイプでJORDANがアルトを持ったら「きっとこう吹くだろう」というくらい似かよっています。この手のセッションに、ありがちな雑な面はなく素敵なハードバップを奏でています。2曲目の「TENDERLY」がアクセントとなって両面飽きることなく聴かせてくれます。両溝、機械打ちRVG。