2024年7月18日(木)のZIP「リアルビュー」、東大生に聞いた運命の一冊、ということで、東大生の人生を変えた本は?というインタビューで紹介されていた本についてまとめています!
冒頭に登場していた本。
【ロジカル調理BOOK】
人が美味しいと感じる塩分濃度が書いてあるそうです。
【世界の絶景大事典1000】
日本では見られないスケールの景色が紹介されています。
ZIP厳選の5冊!
◎暮らしが豊かになるライフスタイル本
【フランス人は10着しか服を持たない】
アメリカ国籍の女子大学生がフランス貴族の末裔の家にホームステイした際、ホストファミリーの暮らしに感銘を受けまとめたエッセー。
上質なものを少しだけ持ち大切に使う、間食をせず食事を存分に楽しむといった充実な人生を送るフランスの人々の生き方が共感を呼び世界12ヵ国でベストセラーになりました。
紹介していた東大生の感想
ミニマリスト本と思って読んだが、何に重きを置いて人生を送っているかというところまで書かれていて、視野が広がり自分の考え方を変えるきっかけになった。
物を大切にするのが一番、服が多ければいいというわけではないと思っていたので好きな服しかない、物で場所を取られることもない、服を選ぶ時間も減って他に時間をまわせる。
◎3度日本一!プロ野球監督の手記
【ノムダス 勝者の資格/野村克也】
3度日本一に輝いたヤクルトスワローズ監督時代、チーム作りや選手育成の手法についてまとめた手記。
聞く力は偉大なり、進歩はなぜの積み重ね、といった野村さんの名言と、その名言にどんな意味があるのか掘り下げています。
紹介していた東大生の感想
自分自身スポーツも勉強もやってきたが、教室にスポーツ関係の本があり、朝の読書の時間で読んでいた。
何かをするときに逆算的に考えるというか、先にどういうことをやるか1個ずつ計画を立て常に理由を意識しながら進めていく部分がすごく役立っている。
理由付けは大事と本を読んで以降とても感じている。
◎主人公の死から始まるベストセラー
【カラフル/森絵都】
鈴木福さんが主演を務めたミュージカルの原作。
直木賞作家森さんの累計発行部数120万部を超えるベストセラー小説です。
大きな過ちを犯して死んだ主人公が自殺を図った中学生に乗り移り再び生きることになる姿を描いています。
紹介していた東大生の感想
本を読むのが楽しいと初めて思った本。
本をたくさん読もうと思うきっかけとなった本。
◎映画化された友だちがテーマの小説
【きみの友だち/重松清】
直木賞作家重松さんが2005年に出版した小説。
足が不自由な恵美ちゃん、病気がちな由香ちゃん、クラスの人気者のブンちゃん、デキる転校生モトくんなどを通じて友だちの本当の意味を探す連作長編。
2008年には映画にもなった人気作品です。
紹介していた東大生の感想
思春期の時の家族、きょうだいの関係が描かれていて自分も共感する部分もあり。
今は東京で一人暮らししていて、家族、友人との時間がとても貴重だと改めて感じた。
以前アメフト部に所属していて、目立たなくても個性を大事にしてチームに貢献すればいいと気づかされた。
◎時間管理がうまくなる哲学入門書
【人生の意味の哲学入門/森岡正博 蔵田伸雄 編】
「生きることに意味はあるのか」究極の問題についてまとめた一冊。
10人の研究者が分析して哲学的について追究する入門書です。
人間は自由の刑に処せられている、人はこの世界へと投げ込まれて存在しているといった世界中の哲学を交えながら「生きることの意味」を問うことに挑戦。
紹介していた東大生の感想
大学院に入った際自分で何か変えたいと思い読み始めた。
特に影響を受けたのは「本性の実現か、目的の達成か」の部分。
時間管理がうまくなった。
友だちと集合時間を決める際、電話をかけて決める、といった方向にシフトすることで空いた時間で勉強しよう、などスケジューリング力がついた。
メールの確認、宿題、課題などは1日のうちの決めた時間に全て行うようにしていて、それ以外の時間は全く考えないようになった。