2021年2月28日(日)のシューイチ「食べヨムツアー」。
今回はアルコ&ピースの平子さん、カズレーザーさん、麒麟川島さんがイチオシ本を紹介してくれました。
◎カズレーザーさんイチオシ
【声優という生き方】
バイキンマンの声優中尾隆聖さんが仕事論、役者論を語った1冊。
役者の仕事で一番大事なのは「ウェイト(待つ時間)」、待つ時間をどう使うかが勝負どころと、常に準備しておく大切さを解いたり、予定調和になり個性が失われるからうまくやろうするな、などはっとする言葉やスキルが満載。
カズレーザーさんは中尾さんという人間に注目。
マネージャーのいう「あいつはいいやつ」は扱いやすいというだけの「都合のいい」評価だから「いまのうちから丸くなんかなるな」というメッセージを発信。
【赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。】
読書メーター読みたい本ランキング月間1位。
童話の世界で起こった事件に赤ずきんが挑むミステリー短編集。
◎アルピー平子さんイチオシ
【今日もふたり、スキップで】
人気エッセイスト「ものすごい愛」が最愛の夫との結婚生活をひたすらハッピーに綴った日常エッセー。
結婚てなんかいい、と思わせる一冊。
【ぼくは勉強ができない】
直木賞作家山田詠美さんが1991年に発表。
若者のバイブルであり続ける青春小説。
勉強はできないが女性にもてる17歳の高校生がバーで働く年上女性と交際中。
勉強より素敵で大切なことがたくさんあると日々学んでいくといった内容。
◎麒麟川島さんイチオシ
【ミステリと言う勿れ】
累計発行部数700万部突破。
人気漫画家田村由美さんの新感覚ミステリー。
大学生久能整は殺人事件の容疑者となり、凶器もあがります。
記憶力と観察力で事件の謎に迫ります。
謎解きだけでなく、久能くんの人生相談力が面白いそう。
【定額制夫のこづかい万歳】
毎月2万1000円のこづかいでやりくりする漫画家吉本浩二が世のこづかい制夫の実態を赤裸々に描いた実録漫画。