スプラッターも(+_+)
だけど、ユル～い作品なら、逆に大好物
『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』は
ジャンクなスナックをつまみながら
ゴロゴロ自宅で
鑑賞で十分だろうにいそいそと劇場に向かった
週末のシネコンのロビーはゴッタ返してても
目当ての『シェアハウス～』のシアターは、ガラガラ
それでも、20人に満たなかった観客の皆さん
面白かったよねっ
脱力系のスーパーナチュラルが同居する話は
既に英国の『ビーイングヒューマン』で観ていたけど
ニュージーランドの吸血鬼たちは更にユルい
こちら英国一応『ビーイング～』は各メンバーに物語が有ったし
シーズンが進むと深刻な問題に直面してたけど
『シェアハウス～』のメンバーは
昼間はグーグー寝ていて、夜は街に繰り出したり
部屋で踊るとか、たまに楽器をかき鳴らすだけ
こちらニュージーランド鬼太郎と大して変わらない生活サイクルだけど
悪者退治なんて、全くもって無縁で
飲み歩くとか、時々オオカミ男たちと
下らない小競り合いをするくらい
シャーッて‥
それぞれ、結構イイ歳なのに
中身は見た目年齢、越さないのね～
冒頭は、ドキュメンタリー風に手持ちカメラで潜入ぽく
まず、几帳面でロマンチストなヴィアゴ(379歳)が目覚め
皆を起こして歩くシーンから始まる
次に、住居者のミーティング
取り上げられた議題は家事当番で
ちょい悪ナチス・ヴァンパイアのディーコン(183歳)が
5年も当番をサボって台所を洗い物で一杯にしてる事
やればイイんだろ？
拷問好きの串刺し公ヴラド(862歳)でさえ
ちゃ～んと高いところまで
掃除機かけてるのにねぇ‥(^^;
長老的存在のピーター(8000歳)は
ほとんど、地下室の石棺で寝てるけど
たまたま、起きてる時に
屋敷に招かれた人間(食糧ですが)に出くわして
大学生のニック(20歳位)を牙にかけちゃった
単なる餌食のはずだった彼は吸血鬼に転生して
夜の街をうろついては「トワイライト～
」と叫んだり
軽はずみに自分の正体を吹聴したり‥
皆スルーするんだ
でも、そんなニックの親友スチュー(人間)は
心優しく思慮深くてシェアハウスの住人たちに大人気
IT関係が仕事の彼は、屋敷にNetの新風を吹き込んだ
ちゃんと、吸血鬼のお約束の
・銀が苦手
・招かれなければ建物に入れない
・陽に当たると燃えちゃう
そんな弱点があちこちのギャグに生かされてて
何とも切な可笑しい
↑YouTubeで久しぶりにご来光を見る吸血鬼たち
赤いほっぺの愛されキャラ、スチューには
屋敷の誰も手を出さず
人間と吸血鬼の奇妙な友情関係は続いていたけれど
年に一度のスパナチュ達の宴の夜に悲劇が‥
実は、ヴィアゴとヴラド役の2人が
監督と脚本を担当して
脚本に沿って、ほぼアドリブで撮った作品なんですと
なので、スチューがニックから
「吸血鬼に転生した」とカミングアウトされる場面の
リアクションは本物なんだって(監督に「ニックから
何か説明される」としか聞かされてなかった)
予告の動画を貼りたいケド
それと、他数本の動画を観れば
映画館に行かなくてもコト足りちゃうので
最後にちょこっとダケ‥
シェアハウスウィズヴァンパイア(本編)→ https://m.youtube.com/watch?v=pn8mpIET3Yg
皆、スチューが大好きだ
目に焼き付くディーコンの舞