東京ドーム | こんそめブログ
ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~
2日間に及ぶAqoursの4thライブが幕を閉じ、今の素直な心情を2年前のμ'sファイナルまで遡りつつ書き残して置こうと思いました。

μ'sのファイナルライブについて話したことはなかったのでそれも含めて僕がAqoursを追いかけていこうと思った始まりをせっかくなので。

2015年の2月26日。突然現れた「助けて、ラブライブ!」の文字と海を背景に手を挙げる少女に「???」ってなってからもう3年以上が経ちました。この時期はμ'sの5thライブが1ヶ月前に終わり、これからのμ'sの劇場版の公開やその他の展開にワクワクしながら過ごしていたと思います。そんな中で現れた『ラブライブ!サンシャイン!!』。G'sマガジンで少しづつ全貌が明らかになり、2015年6月27日に『Aqours』というグループ名が誕生日しました。まだμ'sの劇場版が公開されて1ヶ月も経っていない時ですね。

正直なところラブライブ!サンシャイン!!のプロジェクトが動き出したとき、μ'sが大好きだった僕にとって「あれ、これは続編なのかな?」「これがアニメ化されれば穂乃果ちゃんがまた見れるのでは!(アニメ放送2期2014年4月から6月放送からだいぶ時が経って飢えていた)」という淡い期待を抱きました。『また動いて喋る穂乃果ちゃんに会えるかもしれない』だから追いかけていこうと。単純すぎますね。当時、頭がおかしい程に穂乃果が大好きだった僕にはそこしか見えていませんでしたし考えられませんでした。穂乃果>サンシャイン!!だったんですね。

『初めて、μ'sの歌を聞いたとき。衝撃だったんだ。あ、もちろん、本物のステージじゃなくて、ネットで動画を見ただけだったんだけど。でも、それでも__。本当に本当に__びっくりしたの。なんだか目の前にいきなりキラキラのステージが出現したような気がした。まぶしくてワクワクして、ドキドキして__胸の奥がキューンってなるような。』
※G'sマガジン掲載の「Chika's Message」(FIRST FAN BOOK 11P)から引用
この文章を見たときに衝撃を受けました。μ'sに僕がハマった時と全く同じ状況を千歌が言っていたからです。僕はアニメ1期OP『僕らは今のなかで』を見てμ'sに興味を持ちました。キラキラと歌って踊るμ'sに気づいたら夢中になってOP映像を何回も繰り返し再生してました。まさに千歌が上記で言ってたことと同じ状況だったんです。この文章を読んだ僕は高海千歌が好きになりました(単純)。千歌が三つ編みの髪に結んでいたリボンの色も穂乃果と同じ黄色だった
点も好きでしたね。千歌に共感した僕はサンシャイン!!を追いかけていこうと思いました。

そしてせっかく追いかけるならとことん足を踏み込んでいこうと。早い段階でそう決めました。僕がμ'sを知ったのはアニメ1期の放送からだったのでそれ以前のμ'sはほとんど知らない状態でした。だから1stシングルの発売や1stライブ、グループ名やユニット名を決めたりキャストのニコ生やお渡し会があったり等、知らないこと、経験できてないことがたくさんありました。だからこそサンシャイン!!はすべてを楽しみたい。μ'sの時に自分ができなかったことをサンシャイン!!ではやりたい。やらないで後悔はしたくない。その気持ちがとても大きかったです。

2015年10月7日に『君のこころは輝いてるかい?』が発売されました。初めてだらけのAqoursの1stシングルでメンバーの歌声や話し方がわかった時のワクワクは今でも鮮明に覚えています。今でもこの楽曲はAqoursの中で一番好きな曲です。ライブの度にAqoursの成長を感じさせてくれるんです。

そして時は流れ2015年12月5日。μ'sの特番で次のライブがファイナルライブであることが伝えられました。めっちゃくちゃ泣いたのを覚えています。前日にリークが流れていましたがやはり改めて聞くともうダメでしたね。この日はAqoursの君ここのリリースイベントがあり博多に来た3年生組と会ったばかりでした。新しい出会いのワクワクと変えられないどうしようもない寂しい現実が入り交じった凄まじい1日でした。

μ'sのファイナルライブが間近にせまった2016年3月28日。Aqoursのユニット名の発表がありました。直前までμ'sのことで頭がいっぱいだった僕は頭の中がごちゃごちゃになってしました。嬉しい気持ちとこれからの期待、それに対してファイナルを迎えようとしているμ's。なんで公式はあのタイミングで発表したんだよと今でもたまに思います。仕方のないことなんですが。

迎えた2016年4月1日の東京ドーム。(3月31日は仕事でLVにも参加できず)完全見切れ席だったのでモニターを見ながら最後のμ'sのライブを楽しみました。もう本当にμ'sのすべてが詰まった最高のライブだったことは詳しい中身までは語る必要はないと思います。

ライブ中に色んな感情が湧くなかで『Aqoursがこの場所に立ったときどんなパフォーマンスをするんだろう?』と頭の片隅で考えてしまっている自分がありました。なんと表現したらいいのか難しいですが『μ'sのパフォーマンスにAqoursの影を重ねて見ていた』という感じでしょうか。自分にとっての東京ドームファイナルライブは『μ'sとのかけがえのない大切な時間』であり『Aqoursの未来を考える時間』になっていました。本当はμ'sのことだけを想う空間にしたかったのかもしれません。夢中になって追いかけてきた大好きな18人のファイナルに他のことを考える隙間なんてほしくなかった。というのが本音です。しかしながらどうしてもAqoursのことを考えてしまう。彼女達がこれからどんな風に進んでいって、そしてこの東京ドームに立ってどんなパフォーマンスをするのか。4月1日を機にAqoursを更に全力で追いかけていこうと決心しました。

2018年11月17日。μ'sファイナルから約2年7ヶ月が経ち、様々な経験を積んだAqoursが東京ドームでパフォーマンスをする日がやってきました。ここに至るまでのAqoursの活動を振り返ろうとすると途方もないことになるので省きます。短い期間の間にたくさんの活動が凝縮されていてAqoursのことを考えない日は1日たりとも無いくらい充実していましたね。
1日目は単番の1塁側2階席の後ろから3列目でほぼ最後列付近。いわゆる天空席と呼ばれている場所でした。まずドームに入って席に着いて感じたのは「人が多い」。当たり前のことなのですが完全見切れ席しか知らない僕にとって初めて見るドーム全体の景色は新鮮でとにかく人が多くて大きいなと。μ'sファイナルを映像で見ていましたが全然見え方が違ってびっくりしました。

開演がせまり各々がブレードに明かりを点しだして段々とワクワクする気持ちが高まってきました。そして会場全体のライトが消されブレードによって照らされた光の海が目の前に広大に現れました。思わず「おおぉ」と声が出てしまうくらいの光の景色。『μ's達はこんなに綺麗な光の中でパフォーマンスをしてたんだね。本当にすごかったんだ』そして『Aqoursはこんなに綺麗な光に包まれてこれからステージに立つんだね。本当にすごいよ』と2つの感情を抱いてしまい曲が始まる前に涙が溢れだしました。人生で見た光の景色で1番感動したと思います。

センターステージの白い幕が徐々に下げられていき、Aqoursメンバーの円になったフォーメーションを見た時に1曲目にくるのが君ここだとすぐにわかりました。

_3年前、最初にAqoursで合宿をしていた時のことを考えると、すごく進歩を感じます!

あの時は「君のこころは輝いてるかい?」の振りを3日くらいかけて覚えたんですよ。しかも1曲を歌なしで通しただけでみんなバテちゃって(笑)。いまだに「君のこころは輝いてるかい?」はきついです。ずっとユニゾンで歌い続けているし、馬跳びもあるし。なかなかハードな曲です。
※電撃G'sマガジン号外ラブライブ!サンシャイン!!Aqours Autumn Special 2018 42P 逢田梨香子インタビューより引用

ライブ前に発売された雑誌のインタビューですが逢田さんが君ここを「いまだにきつい」と言ってくれたのがすごく嬉しくて。普通だったら「今では息を切らさずに最後まで笑顔でパフォーマンスできるようになりました!」とか言いそうなものですが「まだきつい」と。常にパフォーマンスを本気の全力でやっているからこそ出てくる言葉だと僕は思います。だからメルパルクから始まった君ここはライブで披露される度に本気の本気が積み重ねられていって僕たちにダイレクトで最高の成長を伝えてくれる。もちろん他の楽曲もその都度色んな変化があるのですが東京ドームで君ここを堂々と披露するAqoursはすごく輝いていてとてもとても大きく見えました。

その後もオーケストラ、想いよひとつになれ、MY舞衣装、Aqoursシップの登場、Saint Aqours Snowそしてサンフレ。色んな驚きと感動、そして熱狂がありあっという間に幸せな楽しい時間はすぎていきました。

1日目が終わってμ'sのことが浮かんだのは最初のライトが消えた時だけでそれ以降は完全にAqoursの世界に入り込んでいました。自分で言うのものあれですが君ここ以降でライブ中に1回もμ'sのことを考えさせなかったAqoursはすごいと。Aqoursとファン、携わる人々が作り出したありがとうの気持ちと幸せで満ち溢れた空間の余韻が心地よすぎて。
2日目は飛行機の関係でサンフレを歌い終えたAqoursが後方ステージに挨拶にきてからメインステージに戻る間くらいに席を立ちました。ですのでWアンコールがあったことは空港に向かう電車の中で知りました。みなさんのレポや感想を見ていると本当にステキなものだったというのがすごく伝わってきました。

Aqoursのメンバーもμ'sのファイナルライブを実際に東京ドームで見て色んなことを感じてドームに立つまでのプレッシャーは相当なものだったと思います。いざ始まってみると彼女達は堂々としたパフォーマンスの中で本当に自分自身もライブを、東京ドームを思いっきり楽しんでいる表情をしているなぁと感じることが多くて。
少女以上の恋がしたいで伊波さんに本当にキスをしてしまった鈴木さんもパフォーマンスに自信があり、信頼があったからこそできたアドリブだと思うし、Aqoursはイベントでもアニメでも何でも決まる度に色々と早すぎると言われてきましたがそれらは確実に彼女達を成長させ東京ドームまでの礎をしっかりと築いていたんだなと感じました。

そして発表された5thライブ。Aqoursは東京ドームの先がまだある。5thライブのあともまだ何かしらある。東京ドームの地で次のセンターを取ると言った小林さんと高槻さん。彼女達ももう次のステップのことを考えて未来を見据えている。ここまできたら絶対に最後まて追いかけて見届けないと気がすまなくないですか!

今回の東京ドームが『最大の挑戦』だとすればこれからはなんだろう。Aqoursは常に挑戦ばっかりな気がするけど止まることが似合わない彼女達にはやっぱりがむしゃらに走り続けて挑戦していってほしいですね。

自分の中のμ'sファイナルからの東京ドームに関してはようやく整理がついてあとはこれからのAqoursを全力で追いかけていくだけ。この先は本当に未知なことだらけ。ラブライブ!サンシャイン!!、みんなで叶える物語にどんな未来が待っているか本当に楽しみです。

Aqours、最高のライブをありがとう♪