(8)がん保険の手続きが妻でもできるように変更[8/12]
がん保険のこと…。
契約者本人(夫)が自分で事務手続きを行うには、スムーズに請求ができるけれど、配偶者である妻が代行して処理しようとすると、手続きがやや煩雑になるとのことを言われました。
こういう事務手続きは、基本は本人が行わなくてはいけません。
私は、事務手続きが"大"の苦手なので、夫が心配して妻である私が代行手続きを簡単にできるように、変更手続きを取ってくれました。
代行手続きをできるようにした理由はもう1つあります。
夫に判断能力が無くなった時のことを考えてです。
夫の友人が「がん」で繰り返し手術をした時に、本人に事務手続きできる判断能力がなくなったのを経験しました。(医療関係者です)
夫がずいぶん手伝ったのですが、
最後のサイン欄のところで、自筆で名前を書くのを躊躇したとのこと。
「なぜ、サインをしなければいけないのか?」
「騙されているのではないか?」
納得するまで名前を書かなかったらしいのです。大学病院の管理職ですら、こういう状態になることに戸惑いました。
夫も手術後の状態によっては友人と同じ状態になるかもしれないし、
病気と戦うことだけに神経が集中すると思うので、
事務手続きに気を回すことができないかもしれないと感じたようです。
夫が若い頃から入っていたがん保険は2つ。
そのうち1つはあと数ヵ月で契約が切れます。何とか契約終了前に手術ができると良いのだけれど…。
何十年も保険に入っていて、使ったのは2回だけ。胆石の手術と、今回の後腹膜脂肪肉腫です。
「支払った金額の方が圧倒的に高いよなー」と夫。
(8)がん保険の手続きが妻でもできるように変更[8/12]おわり