第2章 後腹膜脂肪肉腫[初回手術]
(19) [入院18日目] 術後の病院食は、回復に大きく影響する
 

2022年2月14日(月)

2/1(火)に後腹膜脂肪肉腫(約23×13cm)の手術を行った。
術後の腸閉塞と食欲不振で入院期間が延び、退院は2/19(土)頃を予定。

 

入院18日目 栄養点滴が外れた ( ICUから13日目 )

■ 夫の体調
 
栄養点滴がやっと、やっと外れた。体重は入院時は52kgだったが、今は47.0kg。
術後の食事で体力を失ったのは、想定外だった。
※ 栄養点滴後も、食欲が戻らず実際には45kgを切るぐらいまで体重が落ちた。
 
がんセンター内の図書館で、国立がんセンターが書いた消化器系の手術をした人のための療養食が意外と美味しそうだったのと、闘病ブログの記事に載せられている、病院食の写真もそんなに悪くないと思っていたから。
 
ただ、夫の場合は、小さい頃から白人世界の中で生きていたので、食べ物の嗜好が日本人とは違っている。管理栄養士さんから、「日本人は、やはり和食でしょ?」という言葉に、憤りを覚えたそう。確かに、私はずっと日本にいるが、和食は苦手。
 
また、「これが食べられた。」という食材が見つかったときに、それを、朝・昼・晩とずっと出し続けられたら?それも食べられなくなってしまう。
 
 
管理栄養士さんも、患者と同じように病院食を食べ続けてみてほしい。
または、文化の違う料理を数週間食べ続けてみてほしい。
 
看護士さんも、「病院食が食べきれないと、退院できないよ。」と脅迫しないで欲しい。
 
何百人もの給食を作らなければいけないので、できることの限界がある。ならば、
病院食が合わなくて、衰弱している場合は、院内のコンビニでも食べられるものを患者自身に探させるのも良いと思う。また、家族と面談して、家族が食事を持ってくるでも良いと思う。
 
緊急時には、栄養バランスより、「何が食べられるか」が優先してほしい。
 
そうしたら、夫はコンビニで、カロリーメイトを買って、牛乳をホットミルク・ホットココアにし、
バナナを食べて、不足カロりー・栄養素を補っていたのではないか…と思う。
時には、カップヌードルを食べても良いと思う。
 
 
また、開腹手術や、消化器系の手術をして、腸の動きが麻痺している患者に、消化の悪い繊維質・果物の種が入っている食事が提供されるのは…。
 
◆◆◆
 
患者側の反省点としては、食べられない切迫感をドクターに直接伝えなかったこと。
排便に関して…、看護士さんの出入りが激しくて、落ち着いてトイレで用が足せない場合は、大部屋の人たちが使うトイレに入ったほうが、かえって落ち着く考えが浮かばなかったこと。
私も、そのアドバイスができなかったことを悔やんでいる。
 

 

 

妻のひとり留守番⑰ 寒波のせい? 寒すぎる】

昨日は、一睡も…寝られなかったに近い睡眠不足。太ももが寒すぎて寝られなかった。
電気敷き毛布の最高温度に上げても寒い。うつぶせになって太ももを温めようとしても寒い。

寒いのか痛いのかどちらかが分からなくなってきた。

 

AM3:00に、我慢できなくなって、味噌汁を作って飲んだ。(熱は37.0℃)
44℃の湯船に浸かっても太ももだけが寒く冷たい。ふくらはぎも少し痛い。

 

ベッドの両端から冷気が…。セミダブルのキルトケットの上に、シングルの冬掛けを
乗せたら、冷気が入って来なくなった。しかし、太ももは寒くて痛い。

 

 

 

 

 

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