第2章 後腹膜脂肪肉腫[初回手術]

(15)[入院14日目] 腸閉塞の恐れ③

 

2022年2月10日(木)

2/1(火)に後腹膜脂肪肉腫(約23×13cm)の手術を行った。
術後の腸閉塞で、4~5日絶食中。今日から食事がスタート。

 

入院14日目 腸閉塞③ ( ICUから戻って9日目 )

■ 患者の体調

 

今日のレントゲンの結果で、食事がスタート。しかし、1/3量しか食べられないので、栄養点滴(ヴィーンD輸液)も外せない。がんセンターとしては手術も終わり、傷もふさがっているのでやることはないと…来週半ばの退院もできるとのこと。
ただ、食事がとれていないので、入院が続いている状態。腸閉塞…やっかいだ。

 

● 食事の状態   

2/5(土)    朝食以降、腹部膨満。

2/6(日)    栄養点滴(ヴィーンD輸液500mL )に逆戻り。
2/7(月)    絶食。
2/8(火)    絶食。
2/9(水)    絶食。
2/10(木)   点滴をしながら、食事もスタート。

 

● 飲んでいる薬

漢方薬 : 「大建中湯」、「十全大補湯」

整腸剤 : ビオフェルミン
痰切剤

 

 

妻のひとり留守番⑭ 介護者の食欲増々】

一度に食べられる量は少ないが、回数を増やして食べれるようになった。
夫が家に帰ってきてからの食事療法に役に立ちそうだ。
 
この数日は、腸閉塞に意識が飛んでしまったが、脂肪肉腫のことを考えなければ。
脂肪肉腫は、再発が避けられない”がん”だった。
 
ウチの場合は、何回も手術ができない。今回を入れて手術は2回まで。(多分)
 
今回の電話の会話の中では、「遺言」の話も出た。
病み上がりの状態で、こんなことも考えないといけないとは、、、、
 
私達はこれから”がん”と戦っていくのに対し、闘病ブログの方の中には、数日前に”がん”との戦いを終えられた方も…。辛いですね。2月に入ってからのブログは自分には辛すぎて…
私もこの覚悟を持って…、、、介護を…と思うと、
まだ戦う相手”がん”の恐ろしさを知っていない…そう思います。
 
「人はいつか死ぬ。」……夫も、私も。私は本当に受け入れられているのか?

 

 

 

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