第2章 後腹膜脂肪肉腫[初回手術]

(13)[入院12日目] 腸閉塞と診断①

 

 

2022年2月8日(火)

2/1(火)に後腹膜脂肪肉腫(約23×13cm)の手術を行った
2/5、固形食がスタートしてから、胃もたれ、胸やけが起き
お腹がパンパンに膨れ、絶不調。
胃に入っていた物を吐き出したら少し楽になったとのこと。

 

 

 

入院12日目 腸閉塞と診断① ( ICUから戻って7日目 )

 
■ 患者の体調

   

2/5(土)    腹部膨満(胃?腸?)で食事が取れず。

2/6(日)    「栄養点滴」に逆戻り。
2/7(月)    絶食。夜に胃の内容物を吐き出して、少し楽になる。
2/8(火)    絶食。漢方薬2種類と整腸剤、痰切剤

 

 

昨日の夜に胃の内容物、コップ一杯程度を吐き出したら、お腹にゆとりができて楽になった。胃の中の食べ物は消化されていなかった。
病院食のデザートには、キウイやイチゴなど種の多いものが提供されている。
しかも熟していなくて食べるのが辛いと言っていた。
 

お腹が苦しくなったもう一つの原因に、空気をたくさん胃に入れて
しまったのかもしれない。痰がからんで、かなり咳き込んでいた。
痰切り剤を処方してもらって、幾分楽になった。
しかし、電話で話すのは、まだ力が要る。メッセージでのやり取りが中心。
 
 
■ レントゲンの結果
 
腸が狭くなっているところがある。炎症も出ている。(腸閉塞)
炎症が引けば、食事もできるようになるのではないか…とのこと。
なぜ、炎症が起きたのかは分からない。
 
 
■ 現在の食事
 
現在のところは、「栄養点滴」。絶食。
薬は、「大建中湯」、「十全大補湯」、整腸剤、痰切剤。
漢方薬は飲むのに力がいるため、立った姿勢で飲む。 座った姿勢は、キツイ。
 
 
■ 運動
病棟内をウォーキング。
 
 
■ 腸閉塞が治まったあとの食事
 
患者は消化器系の臓器は、切除していないが、開腹手術をした場合は、
「大腸切除した人と同じ食事メニュー」を希望してみようと思う。
”繊維質の多い食べ物”や”種のある果物(キウイ)”は辛い。
  
病院での食事は、学校給食のように、食べる時間と食べ終わる時間が
おおよそ決まっているが、ゆっくり時間をかけて食べ物を消化したい。

 

 

 

 

 

ひとり留守番⑫ 患者の体調と同期する!?】

 

夫の体調が悪いと、なぜか私の体調も同期して悪くなるようだ。
「俺の病気をお前ももらってどうするんだ。」と言われた。

 

調子が悪かったので内科を受診。「大建中湯(食前)」、「十全大補湯(食後)」、整腸剤を処方される。夫に処方されている漢方薬と同じだ。

 

 

大建中湯が効いてきたのか、朝方に「お腹がぐるぐる」音が鳴り出して、おならも複数回出た。お腹の張りも少し和らいだ感じ。便の量も増えた。
私の方は回復の兆し。夫の方も回復して欲しい。