第2章 後腹膜脂肪肉腫[初回手術]

 

(8)[入院7日目] 痛み止めはカロナール!鎮痛効果が弱そうだけど…。

 

 

2022年2月3日(木)

 

2022年2月1日(火)に後腹膜脂肪肉腫

(初発:23×13cm:高分化型と一部脱分化)の手術を行った

手術時間は3時間30分

 

 

入院7日目 アセトアミノフェン ( ICUから戻って2日目 )

■ カラダの状態
 
「動くと痛いが、動かないと痛くない。」
「それが良い感じだと。鎮痛剤は使いすぎると眠くなる。」と主治医の言葉。
 
現在処方されている消炎鎮痛剤はアセトアミノフェン(商品名:カロナール)
1錠250mgを1回2錠、8時間置きに服用。
 
カロナールは弱い消炎鎮痛剤、即効性は速い。持続時間2.4時間。胃への負担0.1%未満。
 
ドレーン2本は、2日後に取れる予定。
※ 寝巻きに引っかかって何度か取れかけたので、 2/4(金)夜に2本抜いた。
手術傷は乾いたので、今はむき出しの状態。
 
 
トイレも自分で3回行けたとのこと。濃い緑色の便が出ているよう。
「100mはまだ歩けない…。」と言っていたけれど、
まだ、ICUから病室に戻ってまだ2日目。出来すぎです。
 
 
■ 食事
  
ヤクルトと、ピーチ味の粉を水に溶かして飲む飲料。
朝・昼・夕と同じメニュー。
患者本人は、おならも出ているし、便も出ている。
腸のぜん動運動も問題ないので、普通に食事をしたいとのこと。
 
 
 
 

ひとり留守番⑦ 友人夫妻に助けられた】

術後のドクターの説明に立ち会えなかったことが悔やまれ、

2日経過しても「自己嫌悪」が取れずに、

人生の先輩であり、沖縄家族である、友人夫妻に相談した。

 

 

 

 

何が問題だったのか、

誰に落ち度があったのかを文章にして書き出してくれた。

 

私は、それを見て、自分の気持ちの中で何がループしているのかを知り、

誰にも落ち度がないことを理解しました。

 

私のは、「できなかった後悔」。

 

「物事を”前向き”に考えましょう。」は、一般的によく使われるアドバイスですが、
具体的に、どうやって前向きの一歩を作るのか…返事に悩みました。
 
友人は、「回答」を最初に教えるのではなく、
私が混乱している部分を、ある程度、交通整理をしてくれて、
「さあ、考えてみましょう。」と私からの答えを待ってくれた。
 
 
絡まった糸が「スルッ」とほどけて、
辛さから抜け出せたときは、涙が出た。
 
 
物事を前向きに考えるためには、今の現状を整理して受け止めること。
忘れることでも、無理やり自分を別の考えに納得させることでもなかった。
前向きに考え、ストレスをうまく逃がしている人思考が少し理解できた。
 
 

いつもは、LINEで私の遊びメールに付き合ってくれているが、

このたびは、大きな杉の木のように見えた。年輪を感じた。

 

偏差値が高い人ってこういう人のことをいうのかなと思った。

職業学生の偏差値とは違う知性の高さ。

 

”お風呂に入っては、メールを読み返して…”を3回繰り返し、
自分の「憑き物」を洗い流せた…(多分80%以上)
さらに、ブログを書きながら、自分の頭の中を整理をする。
何度も書き直して整理ができるのがいい。

 

やっと、自己嫌悪から抜け出せた。自己肯定もできた。
安定剤を飲まなくても本当に落ち着いた。
一晩寝たら、もっと頭が整理されて、次やることを考えられそう。
 
少しお腹が減ってきた。ホットココアが飲みたくなってきた。
もう、日付が変わって、2月3日 AM1:30 もう少ししたら寝ます。
 
沖縄家族、ありがとう、虹
 
 
今朝の起床は8時30分。今朝の目覚めは良かった。
昨日のイラつきや悔やまれが、数ヶ月前のことのように感じられた。
このような経験は初めて。頭が整理された状態って、こういうことを言うんだ…。
 
 

 

 

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