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2022年1月4日

 

正月明け…待ちにまった、病院受診。
がんセンターで手術をするか、血管外科のある東京の大学病院で手術をするか
本当に悩む。最後はどっちを選択するのだろう…。

 

 



 

 

東京の大学病院の受診 ちと問題が生じた】
 


私が体調不良だったため、夫1人で大学病院に行ってもらった。
沖縄の検査データ(造影CT、PET検査の画像)を持って肝胆膵外科の受診するはずが、泌尿器科を受診することに。
午前8時半に病院に行ったのに、午後2時頃まで待つことになったのだそう。


「受診する科を私たちが間違えたのかな? それとも何か行き違いがあった?」



よく分からないけれど、肝胆膵外科のドクターが「オレの担当じゃない」と、

語気を強めて診察室を出て行ったのを夫が偶然見たらしい。複数人集まったドクターは無言で解散。

 

 

午後、泌尿器科で呼ばれた。聡明な若い先生…でフィーリングがとても合うとのこと。
すでに検査データが揃っていたので、受診はスムーズだった。

 

 

相談内容は、以下の3つ。
① 手術の日程
② 再発時の手術について
③ 抗がん剤の使用について

 

■ 手術の日程

東京の大学病院で手術する場合は、最短で2月28日とのこと。
手術が遅くなる理由は、いろんな科の先生と連携して手術をしないといけないのと
長時間に渡る手術が予想されるからだと言われた。
 

 

(ここで手術の場合、肝胆膵外科の協力は絶対に得られないのだろうな…。)

 

 


■ 再発時の手術回数

後腹膜脂肪肉腫は、治療方法がないので原則手術で腫瘍を切除するしか方法はないとのこと。
再発の手術の回数は、大学病院では、初回手術を含めて2回と断言された。
Amebaブログで同病の方の手術回数を見ると、5~10回は手術をしている。
たった2回か…、初回の手術がとても大事」ということ。

 

 

 

■ 抗がん剤の使用について

 

過去の文献から抗がん剤は、あまり期待しない方が良いとのこと。

しかし、抗がん剤「 ハラヴェン 」に興味があるなら…と、

手術枠は押さえておくから、ともかく国立がんセンターの有明に抗がん剤の相談しに行きなさいとのこと。

ドクターがその場で、セカンドオピニオンの予約を入れてくれた。


東京の大学病院は、国立がんセンター有明と提携しているのかー。
千葉のがんセンターとも連携しているのか聞いたら、そちらはないとのこと。残念。
 
 
 
 
 
◆◆◆
 
 

こちらでも、国立がんセンター有明に電話を入れた。仮にそちらで手術をする場合、いつ頃になるのかを聞いたら、
手術は早くても3月になるとのこと。専門病院で脂肪肉腫
(サルコーマ)の患者さんが全国から集まるので手術待ちは仕方がない…。

実績のある専門病院だったけれど、手術を決断することができなかった。
セカンドオピニオンはキャンセルした。



 

3月の手術では助からないかもしれない…

 

 

追記
後腹膜脂肪肉腫は、抗がん剤や放射線に対する耐性が高いことを文献を読んで知っていたため、
初回手術は、抗がん剤を考えないで切除で延命できる方法を選びました。
千葉がんセンターで
(2/1)に手術することに決定。後日、東京の大学病院に挨拶に行き、キャンセルする理由と、再発の時に人工血管手術が可能かどうかの確認もしに行きました。

 

 

 

 

 

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