大愚は大賢に通ず | プロレス至上主義者宣言!・International公式HP

大愚は大賢に通ず

4番金本が指をやられて戦闘不能・・・86年の掛布を思い出す展開
5番今岡が指と膝をやられて戦闘不能・・・86年の掛布を思い出す展開
去年270打点くらい上げた主砲が機能不全

藤川・久保田が開幕から不調、ウィリアムスが膝の故障で離脱・・・86年の抑え不在を思い出させる展開
去年猛威をふるったJFKが機能不全

タイガースの一番槍赤星が開幕から盗塁を5回失敗・・・思い出せないほど全例がない。
過去5年猛威をふるった快足が機能不全

3試合連続KO
相変わらず井川は機能不全

もともとここ12年セリーグでは連覇がない。
モチベーションの低下やデータ野球の進歩による2年連続して高成績を残せる選手の減少・・・2年続けて優勝するには図抜けた実力がいる。
そんなものはタイガースにある訳がない。

だから、今年は全くダメだと思っていた。
しかし、いかなる巡り合わせか、開幕して33試合で約6割。
巨人は目一杯だから落ちてくるかも知れないし、まだまだ走るかも知れないが、阪神は連覇を狙うチームとして充分な出だし。
主力は優勝の翌年には確実に成績を下げる。それを乗り越えてどうチームを運営するか・・・監督の力量が再び問われる難しいシーズンだ。

困難な優勝後のチームを率いるという試練を3年目で早くも2回経験する、間抜けな顔の”愚かな”監督は大賢に通じるのか?
優勝するかどうかはまだしばらくは判らないが、その疑問の答えの方ははもう出たようだ。