こんにちは
ダックスの鈴ちゃん、改めあいちゃんから幸せいっぱいのお便りが来ています。
あいちゃんの里親さん宅には可愛い子供さんが3人いらっしゃいます。
あいちゃんはみんなのアイドルです。
とってもいい写真が送られてきたので見て下さい。
こんな素敵な写真、なかなか撮れません。
愛がいっぱいの写真です。
三人のお子さんは、愛ちゃんがどうして避妊手術をしなければならないか。。
理解できず、心を痛めていました。
私は避妊去勢手術は出来るだけ里親さんにして頂いています。
自分たちが術後の愛ちゃんをささえるわけですから、その手術がどんな内容のものか、、知っていなければ支えられません。
ママとパパは、三人の子供さんが納得するまでお話しされ、家族全員で手術に臨み、術後のケアも子供たちが愛ちゃんを支えました。
その結果、家族には新しいきずなが生まれ、本当の意味で家族になったのではないかと思います。
そして、なぜ避妊去勢手術が必要か。。幼い心でもしっかと理解できたようです。
手術後、まだ痛みと戦う愛ちゃんにそっと寄り添う娘さん。。
切除した子宮や卵巣を子供さんも一緒に見せてもらったそうです。
たぶん、彼女たちは大きくなって自分の犬を飼うようになった時、当たり前のように
避妊去勢手術が出来ると思います。
そして、まだしていない人、手術を迷っている人にも、なぜ避妊去勢が必要なのか、話せるようになっていると思います。
将来が楽しみな3人兄弟なのです。
なんだかわからないけど、保護犬迎えたら避妊去勢手術終わってたんだよねーなんて。。実感できないですよね。
だから、避妊去勢手術は出来るだけ里親さんにして頂きたいのが本音です。
変に安くしてあげるのもどうかと思ってます。
私はボランティア価格はおかしいと思っています。
手術に、医療行為にボランティア価格なんてないと思います。
猫は犬とは違いますから、避妊去勢代が国から支援されたり、病院が
やってくれたりします。それは地域猫だったり、見守り猫だったり。。
でも、、飼い主がいるなら、ショップから迎えた子も、保護犬から迎えた子も
同じだと思います。
正規の値段で出来ないなら、避妊去勢代が高いと言うなら、今後、わんこが病気になった時、ちゃんとした医療を受けてくれるのか。。不安になります。
犬はお金がかかります。
特に充分なメンテナンスや医療行為を受けさせるには、子供が一人増えるくらいかかります。
それも、犬や猫を飼ううえで理解して頂きたいことです。
私は年間にかかるお金も計算して、里親さんにお知らせしています。
それが高いと感じたら、その先の飼育は難しいと思います。
そういう話、お金というデリケートな部分も、保護主としてしっかり伝えたいことです。
保護主として、里親さんを決めることはそんなに簡単なことではありません。
沢山話をして、里親さんの不安に寄り添い、安心して飼育できる知識も伝えていきたいです。そして困った時に、迷わず連絡してもらえる保護主でありたいと思っています。
犬についてまわる躾の難しさ。
久しぶりに会ってみたら咬む犬に変身していたなんてこともあります。
そんなときは、何が原因でそうなったのか、里親さんと一緒に考え、矯正していきたいと思っています。
愛ちゃんは、皮膚疾患を持っています。
脱毛があり、見た目にもよく目立つおでこと鼻にあります。
でも子どもたちはそこが可愛いと、毎日禿げたおでこにキスをしてくれるそうです。
怖がりでなじむのに時間がかかった愛ちゃん。
あせらず、ひたすら待ってくれた子供たち。
ありがとうね!!
今では、お散歩にも徐々に行けるようになっています。
もしかしたら、、
これからは保護主を里親さんが選ぶ時代がやってくるかもしれません
今までは、私達保護主が里親さんを選んでいました。
でも、これからは「あの人からもらいたい。あの団体からもらいたい」と選ぶ時代。
そんな時代がきているような気がします。
私も、そう言ってもらえるような保護主でありたいです
私からもらって良かったと思ってもらえるような保護活動を目指していきます。
毎日誰かから、「幸せ便り」が来ています。
そんな時、大変だったことは全部忘れます。
里親さんの幸せが、保護犬の幸せです。
そしてそれが私の活動の原動力。
さて、明日はだれからメールが届くでしょうか。。
楽しみです。